鍼灸治療


- だんだん更年期障害がつらくなってきた…
- 動悸やめまいがして日常生活がつらい…
- 喘息や気管支炎がなかなか治らない…
- とにかく手足の冷えを何とかしたい…
- 自律神経失調症かも…

鍼灸治療とは? | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」
鍼灸治療とは何か?その歴史と効果の科学的解明
鍼灸治療は、数千年の歴史を持つ東洋医学の伝統的な治療法であり、細い鍼を経穴(ツボ)に刺入したり、艾(もぐさ)を燃やしてツボを温めたりすることで、身体の不調を改善する医療技術です。
現代医学が発展した今日においても、その効果は世界中で再認識され、WHO(世界保健機関)もその有効性を認める疾患リストを公表するなど、代替医療としてだけでなく、統合医療の一部としても注目を集めています。単なる民間療法と捉えられがちですが、その作用機序は近年、科学的な研究によって徐々に解明されつつあります。
鍼灸治療の基本概念:経穴と経絡、そして「気」
鍼灸治療の根底には、東洋医学独自の身体観があります。それは、私たちの体内には「経絡(けいらく)」と呼ばれる、エネルギーの通り道が存在するという考え方です。この経絡上には、「経穴(けいけつ)」、いわゆる「ツボ」が点在しており、これらのツボは体内の臓腑や器官と密接に繋がっているとされています。
そして、この経絡の中を流れる生命エネルギーが「気(き)」です。東洋医学では、病気や不調は、この「気」の流れが滞ったり、不足したり、あるいは過剰になったりすることで生じると考えます。鍼灸治療は、この「気」の流れを調整し、身体全体のバランスを整えることを目的としています。ツボに鍼を刺入したり、お灸で温めたりすることで、滞った「気」を流し、不足した「気」を補い、過剰な「気」を鎮めるという、いわば身体の交通整理を行うイメージです。

鍼灸治療の科学的解明:なぜ効果があるのか?
長らく経験則に基づいて行われてきた鍼灸治療ですが、近年、その効果は様々な科学的アプローチによって検証されています。
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鎮痛作用: 鍼刺激が、脳内で痛みを抑える物質であるエンドルフィンやエンケファリンといった内因性オピオイドの分泌を促進することが分かっています。これらの物質は、モルヒネに似た鎮痛作用を持つため、痛みの緩和に繋がります。また、鍼刺激が痛みの伝達経路を遮断したり、脊髄での痛みの処理を抑制したりする「ゲートコントロール理論」も、鍼灸治療の鎮痛メカニズムの一つとして考えられています。
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血行促進作用: 鍼刺激やお灸の温熱作用は、末梢血管を拡張させ、局所の血流を改善します。これにより、痛みや炎症の原因となる老廃物の排出が促され、酸素や栄養素が患部に供給されることで、組織の修復を早めます。特に筋肉の緊張による血行不良が原因の痛み(肩こり、腰痛など)には効果的です。
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自律神経調整作用: 鍼刺激は、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスに影響を与えます。適切にツボを刺激することで、過剰に興奮している交感神経の活動を抑え、リラックスを司る副交感神経の働きを優位にすることができます。これにより、ストレスによる不調(不眠、イライラ、消化器症状など)の改善が期待できます。
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免疫機能向上作用: 鍼刺激が、白血球やリンパ球といった免疫細胞の働きを活性化させ、免疫力を高める可能性が示唆されています。これにより、体の抵抗力が向上し、病気になりにくい体づくりに貢献します。
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抗炎症作用: 鍼刺激は、炎症を引き起こす物質の産生を抑えたり、炎症反応そのものを抑制したりする効果があると考えられています。これにより、関節炎や筋肉の炎症による痛みの軽減が期待できます。
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筋緊張緩和作用: 鍼を筋肉の硬結(しこり、トリガーポイント)に直接刺入することで、筋肉の異常な収縮を解除し、緊張を緩和させることができます。これにより、肩こりや腰痛などの筋骨格系の痛みに即効性が期待できます。
このように、鍼灸治療は単一の作用ではなく、複数のメカニズムが複合的に作用することで、私たちの体に多様な良い影響をもたらしているのです。
鍼灸治療って効果あるの? | スポルト鍼灸整骨院 多磨店
鍼灸治療がもたらす多様な効果と適応疾患
鍼灸治療が単なる経験則ではなく、科学的なメカニズムに基づいていることを解説してきましたが、では具体的に、鍼灸治療はどのような症状や疾患に効果を発揮し、私たちの体にどのような恩恵をもたらすのでしょうか?その幅広い適応範囲と、現代医療との賢い併用方法について詳しく見ていきましょう。
鍼灸治療の幅広い効果:局所から全身まで
鍼灸治療の最大の魅力は、その多岐にわたる効果にあります。
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痛みの緩和: 最も広く知られている効果です。腰痛、肩こり、頭痛、神経痛(坐骨神経痛、三叉神経痛など)、関節痛(変形性膝関節症、五十肩など)、スポーツ障害(テニス肘、シンスプリントなど)など、急性期から慢性期まで様々な痛みに対応できます。鍼刺激による内因性オピオイドの分泌促進や、痛みの伝達抑制、筋緊張緩和作用が複合的に働き、高い鎮痛効果を発揮します。
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血行促進: 鍼やお灸の刺激は、血管を拡張させ、血液やリンパ液の流れを改善します。これにより、酸素や栄養が組織の隅々まで行き渡り、老廃物の排出が促されます。冷え性やむくみの改善、筋肉の疲労回復に効果的です。特に、身体の深部の血流改善は、冷えに悩む方にとって大きなメリットとなります。
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自律神経の調整: 現代社会ではストレスが多く、自律神経のバランスが乱れがちです。鍼灸治療は、交感神経と副交感神経のバランスを整え、過剰な緊張状態からリラックス状態へと導く効果が期待できます。これにより、自律神経失調症に伴う不眠、めまい、耳鳴り、動悸、消化器系の不調、倦怠感、イライラといった多様な症状の改善に繋がります。
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免疫機能の向上: 鍼刺激が免疫細胞の働きを活性化させ、体の抵抗力を高める可能性が示唆されています。体質改善を目指すことで、風邪をひきにくくなるなど、病気になりにくい体づくりをサポートします。
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自然治癒力の向上: 東洋医学の根幹にある「生命エネルギーである『気』の流れを整える」という考え方は、現代医学でいうところの「自然治癒力」を高めることと合致します。鍼灸治療は、身体が本来持つ回復能力を引き出し、病気や不調を自ら治す力を促します。

鍼灸治療が特に効果を発揮する症状・疾患
WHOが認める疾患リストをはじめ、鍼灸治療は非常に幅広い症状・疾患に用いられています。
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整形外科系:
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腰痛(ぎっくり腰、慢性腰痛)、坐骨神経痛
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肩こり、首の痛み、寝違え、五十肩
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膝の痛み(変形性膝関節症による痛み、スポーツによる膝痛)
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腱鞘炎(ばね指、ドケルバン病、テニス肘、ゴルフ肘など)
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捻挫、肉離れなどスポーツ外傷の回復促進
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脊柱管狭窄症による神経症状
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神経系:
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頭痛(緊張型頭痛、片頭痛)
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手足のしびれ
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顔面神経麻痺、末梢神経麻痺
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自律神経失調症に伴う諸症状(不眠、めまい、動悸、発汗異常など)
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婦人科系:
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月経不順、月経痛(生理痛)
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更年期障害に伴う諸症状(ホットフラッシュ、イライラ、不眠など)
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不妊治療のサポート
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産後骨盤矯正と関連する産後の不調
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消化器系:
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胃炎、便秘、下痢、過敏性腸症候群
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耳鼻咽喉科系:
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耳鳴り、難聴(突発性難聴の一部)
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めまい(メニエール病の症状緩和など)
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花粉症などのアレルギー性鼻炎
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その他:
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眼精疲労
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慢性疲労症候群における疲労感の軽減
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冷え性、むくみ
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ストレス性の症状
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鍼灸治療と現代医療の賢い併用
鍼灸治療は、現代医学とは異なる視点からアプローチする補完代替医療です。したがって、現代医療との併用が非常に有効なケースが多くあります。例えば、整形外科で診断を受け、投薬やリハビリを受けている方が、痛みの緩和や血行促進、自律神経の調整のために鍼灸治療を併用することで、より効果的な回復が期待できます。
ただし、鍼灸治療は、あくまで自然治癒力を高める治療であり、緊急を要する疾患や、外科的処置が必要な病態に対しては、現代医療による診断と治療が最優先されます。症状の背景に重大な疾患が隠れていないかを確認するためにも、まずは医療機関を受診し、正確な診断を受けることが重要です。その上で、身体の状態や体質に合わせて、鍼灸治療を治療計画に組み込むことが、真に健康な状態へと導く賢い選択と言えるでしょう。


鍼灸治療後の「好転反応」とは?
鍼灸治療を受けた後、一時的に体調の変化を感じることがあります。これを東洋医学では「好転反応」と呼び、体が良い方向へ向かう過程で起こる一時的な反応と考えられています。デトックスや調整作用によって生じるもので、決して副作用ではありません。
好転反応で現れる主な症状
好転反応の現れ方は人それぞれですが、以下のような症状がみられることがあります。
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だるさや眠気: 施術後に体が重く感じたり、強い眠気に襲われたりすることがあります。これは、血行が促進され、老廃物の排出が進むことや、自律神経がリラックスモードに切り替わることで起こると考えられます。
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痛みの増強: 治療した部位や関連する部位の痛みが、一時的に増すことがあります。これは、血流が改善されることで今まで滞っていた部分に血液が流れ込み、刺激が加わるためや、筋肉の緊張が緩む過程で起こることがあります。
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発汗、排泄の変化: 代謝が活発になることで、汗をかきやすくなったり、尿や便の回数や量が変わったりすることがあります。体内の老廃物が排出される過程です。
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精神的な変化: 感情が一時的に不安定になったり、過去の出来事が思い出されたりすることもあります。心身のバランスが調整される過程で起こると考えられます。
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発熱: 微熱が出ることがあります。これも体が変化に適応しようとする反応の一つです。
好転反応が起こる理由
好転反応は、体が本来持っている自然治癒力が高まり、滞っていた血流や気の流れが改善されることで起こると考えられます。いわば、体内の「大掃除」のようなもので、不調の原因となっていた古いものが排出され、新しい良い状態に切り替わる過程で生じる現象です。特に、症状が慢性化していたり、自律神経の乱れが大きい場合に現れやすい傾向があります。
好転反応が出た時の対処法
好転反応が現れた場合でも、通常は数時間から数日でおさまります。無理せず、以下の点に注意して過ごしましょう。
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安静にする: 体がだるいと感じたら、無理をせず十分な休息を取りましょう。
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水分をしっかり摂る: 老廃物の排出を促すためにも、白湯や水などを意識的に摂取しましょう。
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体を冷やさない: 血行を良くするために、温かい服装を心がけ、湯船にゆっくり浸かるのも効果的です。
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無理のない範囲で過ごす: 激しい運動は避け、普段よりゆったりとしたペースで過ごしましょう。
好転反応について不安を感じたり、症状が長引いたりする場合は、施術を受けた鍼灸師に相談してください。
スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う「鍼灸治療」


スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。
神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。
身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

「骨盤・骨格矯正」で痛みの発生源を根本改善します。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。
骨盤の歪みを矯正し、土台となる骨盤が正しいポジションに安定することにより、再び背骨が正常なS字カーブを描いて、痛みの発生源を根本から改善していきます。
痛みやシビレなどの不調を改善するにも、まずは骨組みから整えることが大切です。
「筋膜リリース」で筋肉の柔軟性を取り戻し、血流改善します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉の柔軟性を取り戻し、全身の血流を改善し、リンパの流れを促進していきます。
筋肉が凝り固まったままの状態では、骨盤・骨格矯正の効果も半減してしまいます。
矯正された骨盤を維持させるためにも、患部の筋肉を柔らかくすることは必要不可欠です。
筋肉が柔軟性を取り戻すことで、骨盤が正しいポジションに安定し、内臓の働きやホルモンバランスも改善されます。
「神経調整」で神経の伝達異常を改善します。

痛みやシビレなどが長く続くと、神経も筋肉と同様に疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または神経過敏状態を引き起こしています。
骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、慢性的な痛みやシビレの症状には、鍼灸治療を取入れた神経調整を行います。
神経調整で、神経の疲労を取り除き、慢性的な痛みやシビレをリセットします。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店が考える健康とは、単に痛みがない状態を指すのではありません
それは「痛みなく快適な日常生活を送り、自分のやりたいことを自由にできること」、そして「身体的・精神的に調和がとれ、安定していること」です。
私たちは、目の前の痛みを取り除くだけでなく、その根本原因にアプローチし、「元に戻らない体づくり」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。
多くの場合、痛みがなくなると治療を中断され、再び同じような痛みに悩まされて来院される方が少なくありません。痛みが消えても、根本的な原因が解決され、「元に戻らない体づくり」ができていなければ、残念ながら同じ症状を繰り返してしまうのです。
そこで、スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、その治療プロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。
検査とカウンセリングを通じて、患者様お一人お一人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、そして骨盤矯正を軸に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせることで、症状を根本から改善へと導きます。身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素すべてにアプローチできるのが、私たちの治療の大きな特徴です。
皆様のお悩みが根本的に解決されるよう、私たちは本気で施術に取り組ませていただきます。長年同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないと願う方は、ぜひ一度、ご相談ください。

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》








