自律神経失調症

  • 朝起きた時に疲労が残っている…
  • 脈拍が飛ぶようなことがある…
  • 食べ物を飲み込みづらい…
  • よく下痢や便秘をくり返す…
  • 風邪でもないのに咳がよく出る…

自律神経失調症のタイブ | スポルト鍼灸整骨院 多磨店

 

自律神経失調症には大きく分けて4つのタイプがあります。

 心身症型

日常生活における、日々のストレスが原因となります。

几帳両で神経質な性格の人がかかりやすく、自律神経失調症の中でも一番多いタイプです。

精神面・肉体面の両面に症状があらわれます。

 

神経症型

自分の体調の変化に過敏に反応し、精神的ストレスで体調を崩しやすく、精神状態や気分に左右されるタイプです。

感受性が強く敏感で、感情の起伏や変化が激しく、ストレスなどの心理的な影響が強いものです。

 

抑うつ型

やる気が起きない、気持ちが沈む、あせりを感じるなど、「うつ」の症状が表れます。

几帳面な人、完全主義の人が陥りやすい傾向にあるようです。

心身症型の自律神経失調症が進行すると、抑うつ型の自律神経失調症に移行します。

だるい、食欲がない、不眠、頭痛、熱っぽい、などの症状が体に表れるため、病院でもこれらの症状を改善する対症療法しか受けられず、陰に隠れている「うつ病」に気づかないため、長く症状に苦しむケースも多く見られます。

 

本態性型

子供のころ低血圧や虚弱体質の人に多く見られ、病院の検査でも原因が特定されず、ストレスなどの関係もありません。生まれつき自律神経の調節機能が弱い体質の人に見られます。 

これは体質に原因があるため、体質を改善するための食事や運動など、生活習慣を見直す必要があります。

鍼灸治療って効果あるの? | スポルト鍼灸整骨院 多磨店


鍼灸治療は、肩こりや腰痛にしか効果がないように思われがちですが、鍼灸治療は自律神経系の疾患(頭痛、めまい、神経痛、自律神経失調症など)に最も効果を発揮します。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の鍼灸治療は、WHO(世界保健機関)によって多岐にわたる疾患に対する効果が認められており、医学的な有効性も証明されています。

 

 

機能調整効果

体の機能が必要以上に異常に高まっている状態を抑える鎮静作用により、痛みやシビレなどを抑えます。

刺激による神経興奮作用により、体の機能を活性化し、運動麻痺などを改善します。

 

血行促進効果

血管を拡張させ、血行を促進する作用で、肩こり、腰痛、筋肉痛などを抑えます。

血液の循環を活性化することで、関節炎などの炎症を改善します。

 

自己免疫力の向上効果

血流を改善することにより、白血球が増加し、身体全体の「自然治癒力」「自己免疫力」を活性化させます。

また、血行促進作用、免疫機能向上作用により、感染症の予防にも役立つと考えられています。

 

鍼灸治療に副作用はないの? | スポルト鍼灸整骨院 多磨店

鍼灸治療の後に、稀に体のだるさや軽度の痛みを感じる方がいます。

これは、好転反応といわれ、鍼灸治療によって血流が大幅に改善され、凝り固まっていた筋肉がほぐれるため、蓄積されていた疲労物質が血流にのって体内を巡るためです。

それにより、一時的にだるさを感じることがあります。この反応は、普段あまり運動の習慣がなく、基礎代謝の低い方にあらわれる傾向があります。

このような場合、ゆっくり身体を休ませることで解消されますので、なにも心配はいりません。

筋肉がほぐれて血流が改善されたことに、体が反応しているだけですので、ゆっくり休養をとれば解消されます。

また、眠気や火照りを感じる場合もありますが、これも鍼灸治療による血行促進効果の反応です。

鍼の刺激により、一時的に新陳代謝が活発になるため、お風呂に長時間浸かったような状態になるわけです。治療中どうしても痛さを感じてしまうときは、我慢せずにおっしゃって下さい。

刺入した鍼が皮膚の痛点に触れている可能性があります。これは鍼を抜けば解決しますので、問題はありません。

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》