眼精疲労


- 目が疲れる…
- 近く・遠くが見づらい…
- 目の奥が痛い…
- 目がしょぼしょぼする…
- 目がかすむ…

眼精疲労の原因と症状 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」
眼精疲労とは何か?その多様な症状と複雑な原因を深く理解する
眼精疲労は、単に目が疲れたと感じるだけでなく、目の痛み、かすみ、充血、異物感といった目の症状に加え、頭痛、肩こり、吐き気、倦怠感など全身にわたる不調を伴う状態を指します。十分な休息をとっても改善せず、日常生活に支障をきたすほど慢性化すると、眼精疲労として診断されます。現代社会において、スマートフォンやパソコンの普及により、老若男女問わず多くの人々が眼精疲労に悩まされています。
眼精疲労のメカニズム:目の働きと負担
私たちの目は、光を感知し、それを脳に送ることで「見る」という行為を可能にしています。この一連のプロセスには、様々な目の組織が複雑に連携して働いています。
- 調節機能: 目は、遠くの物から近くの物までピントを合わせるために、「毛様体筋(もうようたいきん)」という筋肉を伸縮させ、水晶体(すいしょうたい)の厚さを変えています。特に近くの物を見る際には、毛様体筋が緊張し続けるため、この筋肉に大きな負担がかかります。これが眼精疲労の主な原因の一つです。
- 涙液の分泌: 目の表面は涙液によって潤されており、乾燥や異物から目を守っています。しかし、長時間のVDT(Visual Display Terminals)作業などによりまばたきの回数が減ると、目が乾燥しやすくなり、ドライアイを引き起こし、眼精疲労を悪化させます。
- 眼球運動: 目は常に細かく動き、視野を調整しています。この動きは**外眼筋(がいがんきん)**という複数の筋肉によって制御されています。ピント調節と同様に、長時間の作業でこれらの筋肉も疲弊し、眼精疲労に繋がります。
- 光刺激: ディスプレイから発せられるブルーライトや、不適切な照明環境も目に過度な刺激を与え、眼精疲労の原因となることがあります。
これらの機能が過度に働き続けたり、適切に機能しなくなったりすることで、目に過度な負担がかかり、眼精疲労の症状として現れるのです。
眼精疲労の主な症状
眼精疲労の症状は、目の局所的なものから全身症状まで多岐にわたります。
- 目の症状:
- 目の痛み、重さ: 目の奥が痛い、目が重い、ズキズキするといった感覚。
- かすみ、ぼやけ: 物がはっきり見えにくい、一時的に視力が低下したように感じる。
- 充血: 白目が赤くなる。
- 異物感、乾燥: 目に何か入っているようなゴロゴロ感、目が乾くドライアイ。
- まぶしさ: 光が異常にまぶしく感じる羞明(しゅうめい)。
- 目の奥の圧迫感: 目を動かすと痛む、あるいは常に目の奥に圧迫感がある。
- 全身症状:
- 頭痛: 特に目の奥からこめかみ、後頭部にかけての締め付けられるような頭痛(緊張型頭痛)。
- 肩こり、首こり: 目の疲れから首や肩の筋肉が緊張し、血行不良になることで生じる。
- 吐き気、めまい: 自律神経の乱れや、目の疲れが極度に達した場合に現れる。
- 倦怠感、疲労感: 全身のだるさ、集中力の低下。
- イライラ、不眠: 精神的な不安定さや睡眠の質の低下。
これらの症状は、目の酷使だけでなく、ストレスや体調によっても増悪することがあります。

眼精疲労の誘発要因
眼精疲労を引き起こす要因は様々であり、複数の要因が複合的に関与していることがほとんどです。
- VDT(Visual Display Terminals)作業: パソコン、スマートフォン、タブレットなどのディスプレイを長時間見続けること。まばたきの減少、画面との距離、ブルーライトなどが目に大きな負担をかけます。これが現代の眼精疲労の最大の原因と言えます。
- 視力矯正の問題: メガネやコンタクトレンズの度数が合っていない、乱視があるのに矯正していないなど、不適切な視力矯正は目に常に負担をかけます。
- ドライアイ: 涙液の分泌不足や質の低下により、目の表面が乾燥しやすくなります。まばたきの減少やエアコンなど乾燥した環境も影響します。
- 老眼(老視): 加齢に伴い、水晶体の弾力性が低下し、ピント調節能力が落ちることで近くが見えにくくなります。無理にピントを合わせようとすることで目に負担がかかります。
- 斜位・斜視: 左右の目の向きにズレがある場合、両目で物を見ようと無理に調整するため、目に大きな負担がかかります。
- 眼疾患: 緑内障、白内障、結膜炎、ぶどう膜炎など、目の病気が眼精疲労の原因となることもあります。
- 全身疾患: 高血圧、糖尿病、更年期障害、自律神経失調症、肩こり、頭痛など、全身の病気や体調不良が眼精疲労を誘発したり、悪化させたりすることがあります。
- ストレス: 精神的なストレスは、自律神経のバランスを乱し、目の筋肉の緊張や血流悪化に繋がり、眼精疲労を増悪させます。
- 生活環境: 照明の明るさや位置が不適切、エアコンの風が直接当たるなど、作業環境が目に負担をかけることがあります。
診断と治療
眼精疲労の診断は、症状の問診と、眼科での目の検査(視力検査、眼圧検査、眼底検査、涙液量検査、屈折検査、眼位検査など)によって行われます。他の目の病気や全身の病気が原因でないことを確認することが重要です。
治療は、原因に応じたアプローチがなされます。
- 原因の除去・改善:
- VDT作業の環境改善(ディスプレイの位置、明るさ調整、ブルーライトカット)。
- 適切なメガネやコンタクトレンズへの調整。
- ドライアイの治療(点眼薬)。
- 老眼への適切な対応。
- 全身疾患の治療。
- 薬物療法:
- 目の症状を和らげる点眼薬(保湿、血管収縮、抗炎症など)。
- 内服薬(ビタミン剤、血流改善薬、筋弛緩剤など)。
- 生活習慣の改善:
- 目の休憩をこまめに取る(20-20-20ルール:20分ごとに20フィート(約6メートル)先のものを20秒見る)。
- 十分な睡眠時間の確保。
- ストレス解消。
- バランスの取れた食事。
- 適度な運動。
- 物理療法: 温めることで血行を促進し、目の筋肉の緊張を和らげる。
眼精疲労は、現代社会における避けられない問題となりつつありますが、その原因を正しく理解し、適切な対策を講じることで、症状をコントロールし、快適な視生活を送ることが可能です。気になる症状があれば、放置せずに専門家のアドバイスを受けることが大切です。
「眼精疲労」改善のための3つの選択肢 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」
「眼精疲労」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。
自宅でのセルフケア

眼精疲労に悩むなら、自宅でのセルフケアでも症状を和らげられます。
最も効果的なのは、目の休憩をこまめに取ることです。例えば、VDT作業中は20分ごとに20フィート(約6メートル)先のものを20秒見る「20-20-20ルール」を実践しましょう。
また、温かいタオルで目の周りを温める温罨法(おんあんぽう)は、血行を促進し、毛様体筋の緊張を和らげるのに役立ちます。まばたきの回数を意識的に増やすことで、ドライアイの改善にも繋がります。適切な照明環境を整え、ブルーライトカット眼鏡を使用することも有効です。規則正しい睡眠を確保し、全身の疲労回復にも努めましょう。
症状が重い場合は、薬剤の使用も検討されますが、自己判断での服用は厳禁です。必ず専門家の指示に従ってください。
また、誤った知識や方法で行うセルフケアは、かえって状態を悪化させる危険性もあります。もし症状が改善しない場合は、悪化する前に速やかに医師や専門家に相談し、適切な治療を受けてください。
整形外科を受診する

整形外科では、眼精疲労そのものを直接治療するのではなく、関連する首や肩の症状にアプローチすることが一般的です。
目の酷使による毛様体筋の緊張は、首や肩の筋肉にも波及し、緊張型頭痛や肩こりを引き起こします。整形外科では、これらの筋肉の痛みや炎症に対し、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)の内服や湿布などの薬物療法を処方し、症状の緩和を図ります。
また、筋弛緩剤を用いて筋肉の過緊張を和らげたり、トリガーポイント注射などで直接痛みの原因にアプローチしたりすることもあります。重度の首の神経圧迫(例:頚椎症)が眼精疲労や関連症状の原因となっている場合は、稀に手術療法が検討されることもありますが、これは眼精疲労自体の治療というより、その根本的な原因疾患への治療となります。
ただ、原因が特定しにくい症状に対しては、主に薬剤を処方し、その後の経過を観察するという保存療法的なアプローチが選択されます。
薬物療法は、痛みを一時的に早く抑えたい場合には非常に有効です。しかし、痛みの根本的な原因を解決するものではありません。そのため、痛みが一時的に和らいでも、症状が再発しやすいという点には注意が必要です。
整骨院での治療を選択する

整骨院では、眼精疲労そのものよりも、それに伴う首・肩の凝りや全身の不調、自律神経の乱れに焦点を当てて施術します。
まず問診と触診で、首・肩の緊張、姿勢の歪み(特に猫背など)を評価し、根本原因を探ります。
主な施術は**手技療法(徒手療法)**で、首や肩、背中の筋肉(僧帽筋、板状筋など)の緊張を緩め、血行を促進します。また、骨盤矯正で全身の姿勢を整えることで、頭部の位置を改善し、首への負担を軽減します。
さらに、鍼灸治療は眼精疲労に効果的です。東洋医学の観点から、目の症状に有効な経穴(ツボ)、例えば首の天柱(てんちゅう)や、目の周りの攅竹(さんちく)、太陽(たいよう)などに鍼を施すことで、局所の血流を改善し、毛様体筋の緊張緩和や鎮痛効果を図ります。お灸を併用すれば、温熱効果で深いリラックスを促し、自律神経のバランスを整え、眼精疲労の緩和と全身の回復をサポートします。
整骨院での治療における留意点としては、治療が手技中心となるため、施術者の技術や知識に差がある点です。そのため、正しい理論とエビデンスに基づいた効果的な施術が提供されているかを見極めることが大切です。どのような治療理念を持ち、どのようなアプローチを行う整骨院を選ぶかが大切になります。


スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う「眼精疲労」治療


スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。
神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。
身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

「骨盤・骨格矯正」で痛みの発生源を根本改善します。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。
骨盤の歪みを矯正し、土台となる骨盤が正しいポジションに安定することにより、再び背骨が正常なS字カーブを描いて、痛みの発生源を根本から改善していきます。
痛みやシビレなどの不調を改善するにも、まずは骨組みから整えることが大切です。
「筋膜リリース」で筋肉の柔軟性を取り戻し、血流改善します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉の柔軟性を取り戻し、全身の血流を改善し、リンパの流れを促進していきます。
筋肉が凝り固まったままの状態では、骨盤・骨格矯正の効果も半減してしまいます。
矯正された骨盤を維持させるためにも、患部の筋肉を柔らかくすることは必要不可欠です。
筋肉が柔軟性を取り戻すことで、骨盤が正しいポジションに安定し、内臓の働きやホルモンバランスも改善されます。
「神経調整」で神経の伝達異常を改善します。

痛みやシビレなどが長く続くと、神経も筋肉と同様に疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または神経過敏状態を引き起こしています。
骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、慢性的な痛みやシビレの症状には、鍼灸治療を取入れた神経調整を行います。
神経調整で、神経の疲労を取り除き、慢性的な痛みやシビレをリセットします。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店が考える健康とは、単に痛みがない状態を指すのではありません
それは「痛みなく快適な日常生活を送り、自分のやりたいことを自由にできること」、そして「身体的・精神的に調和がとれ、安定していること」です。
私たちは、目の前の痛みを取り除くだけでなく、その根本原因にアプローチし、「元に戻らない体づくり」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。
多くの場合、痛みがなくなると治療を中断され、再び同じような痛みに悩まされて来院される方が少なくありません。痛みが消えても、根本的な原因が解決され、「元に戻らない体づくり」ができていなければ、残念ながら同じ症状を繰り返してしまうのです。
そこで、スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、その治療プロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。
検査とカウンセリングを通じて、患者様お一人お一人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、そして骨盤矯正を軸に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせることで、症状を根本から改善へと導きます。身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素すべてにアプローチできるのが、私たちの治療の大きな特徴です。
皆様のお悩みが根本的に解決されるよう、私たちは本気で施術に取り組ませていただきます。長年同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないと願う方は、ぜひ一度、ご相談ください。

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》








