膝の痛み

  • 階段の上り下りで膝が痛む…
  • 膝の内側に痛みがある…
  • 脚がO脚と言われたことがある…
  • 最近、膝が変形してきた気がする…
  • よく水が溜まって膝が曲げられない…

膝の痛みの原因と症状 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」

膝の痛みとは何か?その多様な原因と病態を詳しく解説

膝の痛みは、日常生活で多くの人が経験する一般的な症状の一つです。歩く、立つ、階段を上り下りするなど、日常のあらゆる動作に関わる膝関節に痛みが生じることで、生活の質が著しく低下することがあります。膝の痛みの原因は非常に多岐にわたり、年齢、活動レベル、過去の外傷などによって大きく異なります。単なる使いすぎによる炎症から、軟骨の摩耗、靭帯損傷、さらには全身性の疾患が隠れている場合まで様々です。

膝関節の構造と痛みのメカニズム

膝関節は、大腿骨(太ももの骨)、脛骨(すねの骨)、そして膝蓋骨(膝のお皿)という3つの骨で構成される複雑な関節です。これらの骨の表面は、滑らかな関節軟骨(かんせつなんこつ)で覆われ、衝撃を吸収し、骨同士が滑らかに動くのを助けています。また、関節内には、内側と外側に位置する半月板(はんげつばん)があり、クッションの役割と安定性を高める役割を担っています。

さらに、膝関節は強靭な靭帯によって安定化されています。代表的なものには、関節の内側と外側を補強する内側側副靭帯(ないそくそくふくじんたい)と外側側副靭帯(がいそくそくふくじんたい)、そして関節の内部で前後方向の安定性を保つ前十字靭帯(ぜんじゅうじじんたい)と後十字靭帯(こうじゅうじじんたい)があります。これらの構造が連携して、膝関節の複雑な動きと安定性を実現しています。

しかし、これらの組織のいずれかに異常が生じると、膝の痛みが発生します。例えば、軟骨の摩耗、半月板の損傷、靭帯の損傷、あるいは周囲の筋肉や腱の炎症などが、主な痛みの原因となります。

 

 

膝の痛みの主な原因

膝の痛みを引き起こす代表的な疾患は以下の通りです。

  • 変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)最も多い膝の痛みの原因で、特に高齢者に多く見られます。関節軟骨が加齢や長年の負荷によってすり減り、骨同士が直接こすれ合うことで炎症や痛みを引き起こします。進行すると骨の変形も生じ、O脚になることもあります。朝のこわばり、動作開始時の痛み、階段の昇降時の痛みなどが特徴です。

  • 半月板損傷(はんげつばんそんしょう)スポーツでのひねり動作や、加齢による変性で半月板が損傷することで生じる膝の痛みです。膝の曲げ伸ばし時に痛みや引っかかり感(ロッキング)、時には膝が動かなくなる症状が現れることがあります。

  • 靭帯損傷スポーツ中の衝突や転倒などにより、膝の靭帯(特に前十字靭帯や内側側副靭帯)が損傷すると、強い膝の痛みと不安定感が生じます。急性期には腫れや内出血を伴うこともあります。

  • 膝蓋腱炎(しつがいけんえん)/ジャンパー膝膝蓋骨の下にある膝蓋腱に炎症が生じる病気で、特にジャンプ動作が多いスポーツ選手に多く見られます。膝蓋骨のすぐ下の部分に痛みが現れます。

  • 鵞足炎(がそくえん)膝の内側にある鵞足と呼ばれる腱の集合体に炎症が生じる病気です。ランニングや自転車など、膝の屈伸を繰り返すスポーツをする人に多く見られ、膝の内側に痛みが現れます。

  • 腸脛靭帯炎(ちょうけいじんたいえん)/ランナー膝膝の外側を走る腸脛靭帯が、膝の外側の骨と擦れることで炎症を起こす病気です。特に長距離ランナーに多く見られ、膝の外側に痛みが現れます。

  • オスグッド・シュラッター病成長期の子供、特にスポーツをする男の子に多く見られます。脛骨の前面(膝蓋腱の付着部)に炎症や骨の隆起が生じ、膝の下に痛みが現れます。

  • 関節水腫(かんせつすいしゅ)膝関節内に水(関節液)が溜まる状態です。炎症や損傷など様々な原因で生じ、膝の腫れや熱感を伴い、曲げ伸ばしがしにくくなることで膝の痛みを感じます。

  • 痛風(つうふう)/偽痛風(ぎつうふう)尿酸結晶やピロリン酸カルシウム結晶が関節に沈着し、急性炎症を起こすことで、膝関節に激しい痛み、腫れ、熱感を伴うことがあります。

  • 関節リウマチ自己免疫疾患の一つで、関節の滑膜に炎症が生じ、複数の関節、特に手指や足の関節から始まり、膝関節にも痛みを引き起こすことがあります。朝のこわばりが特徴的です。

痛みの特徴と受診の目安

膝の痛みの性質は、その原因によって様々です。

  • 動作時痛立ち上がり、歩行、階段昇降、しゃがむ動作などで痛む場合は、変形性膝関節症や半月板損傷、腱鞘炎などが考えられます。

  • 安静時痛/夜間痛炎症が強い場合や、稀に腫瘍などが原因の場合は、安静にしていても、あるいは夜間に痛みが続くことがあります。

  • 腫れ・熱感関節内の炎症や水腫がある場合に現れます。

  • ロッキング半月板損傷などで、膝が完全に伸ばせなくなったり、曲げられなくなったりする現象です。

  • 不安定感靭帯損傷などで、膝がぐらつく感じがすることがあります。

以下のような症状がある場合は、自己判断せずに速やかに医療機関を受診してください。

  • 突然の強い膝の痛みで、体重をかけられない

  • 膝の腫れや熱感を伴う

  • 膝が完全に伸ばせない、あるいは曲げられない(ロッキング)

  • 膝がぐらつく、不安定な感じがする

  • 発熱を伴う膝の痛み

  • 安静にしていても痛みが続く、夜間痛が強い

膝の痛みは、放置すると症状が悪化したり、慢性化したりする可能性があります。早期に適切な診断と治療を受けることが、膝の機能を維持し、快適な生活を送るために非常に重要です。

 

「膝の痛み」改善のための3つの選択肢 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」

「膝の痛み」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

膝の痛みを抱える場合、自宅での適切なセルフケアが重要です。

まず、痛みが強い急性期は無理せず安静にし、炎症を抑えるためにアイシングを活用しましょう。痛みが落ち着いてきたら、膝に負担をかけない範囲で、太ももの筋肉(大腿四頭筋)やふくらはぎの筋肉を強化する軽い運動を取り入れてください。例えば、椅子に座って膝を伸ばす運動や、タオルを膝の下に入れて押し潰す運動は、関節軟骨への負担を減らし、膝の安定性を高めます。また、入浴などで膝周りを温め、血行を促進するのも効果的です。

症状が重い場合は、薬剤の使用も検討されますが、自己判断での服用は厳禁です。必ず専門家の指示に従ってください。

また、誤った知識や方法で行うセルフケアは、かえって状態を悪化させる危険性もあります。もし症状が改善しない場合は、悪化する前に速やかに医師や専門家に相談し、適切な治療を受けてください。

整形外科を受診する

整形外科では膝の痛みに対し、原因を特定した上で最適な治療を行います。

初期段階では保存療法が中心です。炎症や痛みを抑えるため、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)などの薬物療法が処方されます。また、膝関節内の炎症を抑えたり、軟骨保護を目的としてヒアルロン酸注射やステロイド注射を行うこともあります。物理療法や運動療法も併用し、筋力強化や可動域改善を図ります。

これらの保存療法で改善が見られない場合や、半月板損傷、靭帯損傷など明確な器質的損傷がある場合は、手術療法が検討されます。例えば、関節鏡視下手術による半月板の修復や切除、靭帯再建術、進行した変形性膝関節症に対する人工関節置換術などがあり、膝の機能回復を目指します。

ただ、原因が特定しにくい症状に対しては、主に痛み止め(鎮痛剤)を処方し、その後の経過を観察するという保存療法的なアプローチが選択されます。

薬物療法は、痛みを一時的に早く抑えたい場合には非常に有効です。しかし、痛みの根本的な原因を解決するものではありません。そのため、痛みが一時的に和らいでも、症状が再発しやすいという点には注意が必要です。

整骨院での治療を選択する

整骨院では、膝の痛みに対し、その根本原因となる身体全体のバランスに焦点を当てた施術を行います。

まず、問診と触診で膝関節だけでなく、股関節や足首、骨盤の歪みまで詳細に評価し、痛みの原因を特定します。その上で、骨盤矯正や姿勢矯正を通じて身体の軸を整え、膝にかかる不適切な負担を軽減することを目指します。

主な施術として、硬くなった膝周りの筋肉(大腿四頭筋、ハムストリングス、腓腹筋など)を緩め、血流を促進する手技療法(徒手療法)が中心です。これには、深部にある筋肉へのマッサージや、膝関節の可動域を広げるためのストレッチ、そして関節の動きを改善する関節モビライゼーションなどが含まれます。

さらに、鍼灸治療も効果的な選択肢です。東洋医学の観点から、膝の痛みに関連する経穴(ツボ)、例えば膝の周りの**内膝眼(ないしつがん)、外膝眼(がいしつがん)や、足の足三里(あしさんり)などに鍼を施すことで、筋肉の深部に直接刺激を与え、鎮痛効果や血行改善を図ります。お灸を併用すれば、温熱効果で筋肉の弛緩をさらに促進し、症状の緩和に貢献します。

これらの複合的な施術と、日常生活でのアドバイスを通じて、膝の痛みの改善と再発予防を目指します。

整骨院での治療における留意点としては、治療が手技中心となるため、施術者の技術や知識に差がある点です。そのため、正しい理論とエビデンスに基づいた効果的な施術が提供されているかを見極めることが大切です。どのような治療理念を持ち、どのようなアプローチを行う整骨院を選ぶかが大切になります。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う「膝の痛み」治療

 

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤・骨格矯正」で痛みの発生源を根本改善します。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。

骨盤の歪みを矯正し、土台となる骨盤が正しいポジションに安定することにより、再び背骨が正常なS字カーブを描いて、痛みの発生源を根本から改善していきます。

痛みやシビレなどの不調を改善するにも、まずは骨組みから整えることが大切です。

「筋膜リリース」で筋肉の柔軟性を取り戻し、血流改善します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉の柔軟性を取り戻し、全身の血流を改善し、リンパの流れを促進していきます。

筋肉が凝り固まったままの状態では、骨盤・骨格矯正の効果も半減してしまいます。

矯正された骨盤を維持させるためにも、患部の筋肉を柔らかくすることは必要不可欠です。

筋肉が柔軟性を取り戻すことで、骨盤が正しいポジションに安定し、内臓の働きやホルモンバランスも改善されます。

「神経調整」で神経の伝達異常を改善します。

痛みやシビレなどが長く続くと、神経も筋肉と同様に疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または神経過敏状態を引き起こしています。

骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、慢性的な痛みやシビレの症状には、鍼灸治療を取入れた神経調整を行います。

神経調整で、神経の疲労を取り除き、慢性的な痛みやシビレをリセットします。

 

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店が考える健康とは、単に痛みがない状態を指すのではありません

それは「痛みなく快適な日常生活を送り、自分のやりたいことを自由にできること」、そして「身体的・精神的に調和がとれ、安定していること」です。

私たちは、目の前の痛みを取り除くだけでなく、その根本原因にアプローチし、「元に戻らない体づくり」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

多くの場合、痛みがなくなると治療を中断され、再び同じような痛みに悩まされて来院される方が少なくありません。痛みが消えても、根本的な原因が解決され、「元に戻らない体づくり」ができていなければ、残念ながら同じ症状を繰り返してしまうのです。

そこで、スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、その治療プロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査とカウンセリングを通じて、患者様お一人お一人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、そして骨盤矯正を軸に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせることで、症状を根本から改善へと導きます。身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素すべてにアプローチできるのが、私たちの治療の大きな特徴です。

皆様のお悩みが根本的に解決されるよう、私たちは本気で施術に取り組ませていただきます。長年同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないと願う方は、ぜひ一度、ご相談ください。

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》