肩こり

  • 長年、肩こりで困っている…
  • 姿勢が悪く、猫背が気になる…
  • 冷え症がひどく、寝つきが悪い…
  • 肩が張りすぎて頭痛がする…
  • 朝起きたら首や背中が痛む…

肩こりの原因と症状 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」

肩こり:その複雑なメカニズムと多岐にわたる要因

肩こりは、現代社会において非常に多くの人々が悩まされている症状の一つです。単なる「凝り」として軽視されがちですが、その背景には様々な医学的、生理学的要因が複雑に絡み合っています。

肩こりとは何か?

肩こりとは、首から肩、背中にかけての筋肉が持続的に緊張し、重だるさ、痛み、時にはしびれなどを感じる状態を指します。特に僧帽筋、板状筋、菱形筋、肩甲挙筋といった、頭や腕を支え、姿勢を維持する役割を担う筋肉群に多く発生します。これらの筋肉が緊張することで、血流が悪化し、疲労物質や発痛物質が蓄積され、さらに筋肉の緊張を高めるという悪循環に陥ることで、慢性的な肩こりへと進行していきます。

肩こりのメカニズム

肩こりの発生には、主に以下のメカニズムが関与していると考えられています。

1. 筋肉の持続的緊張と血行不良: 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、同じ姿勢を長時間続けることで、首や肩の筋肉は常に収縮した状態になります。この持続的な筋収縮は、筋肉内の血管を圧迫し、血流を阻害します。その結果、筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、また、疲労物質である乳酸や発痛物質であるブラジキニン、プロスタグランジンなどが蓄積されやすくなります。これらの物質が蓄積されると、神経を刺激し、痛みを引き起こし、さらなる筋緊張を招くという悪循環が形成され、これが肩こりの根幹となります。

2. 神経の圧迫と機能異常: 首や肩の筋肉の過緊張や骨格の歪み(特に頸椎の配列異常やストレートネック)は、周囲を通る神経を圧迫することがあります。例えば、頸神経叢や腕神経叢が圧迫されると、肩こりだけでなく、腕や手のしびれ、だるさといった神経症状を伴うこともあります。また、自律神経の乱れも肩こりに影響を与えることがあります。交感神経が優位になると血管が収縮し、血流が悪化するため、肩こりが悪化する可能性があります。

3. 姿勢の悪化と骨格の歪み: 前傾姿勢、猫背、左右のバランスの崩れなど、不良姿勢は肩こりの最も一般的な原因の一つです。頭の重さは成人で約4〜6kgあり、これを支える首や肩の筋肉には常に負担がかかっています。姿勢が悪いと、この負担が特定の筋肉に集中し、過度の緊張を引き起こします。特に、骨盤の歪みは全身のバランスに影響を与え、結果として首や肩への負担を増大させ、肩こりを引き起こすことがあります。

 

 

肩こりの誘発因子と関連疾患

肩こりは、様々な誘発因子によって悪化したり、他の疾患と関連して現れたりすることがあります。

  • 精神的ストレス: ストレスは、無意識のうちに筋肉を緊張させ、血流を悪化させるため、肩こりを悪化させる大きな要因となります。

  • 眼精疲労: パソコンやスマートフォンの長時間使用による目の疲れは、視神経の緊張を介して首や肩の筋肉にも影響を及ぼし、肩こりを引き起こすことがあります。

  • 冷え: 体が冷えることで血管が収縮し、血行不良が悪化するため、肩こりが増強することがあります。

  • 運動不足: 筋肉を使わないことで筋力が低下し、姿勢を維持する能力が衰え、肩こりを招きやすくなります。

  • 更年期障害: ホルモンバランスの乱れが自律神経に影響を与え、肩こりの症状を悪化させることがあります。

  • 他の疾患との関連: 肩こりは、高血圧、低血圧、胃潰瘍、狭心症、むちうち症、歯周病、寝違え、頸椎症、胸郭出口症候群など、様々な疾患の症状として現れることもあります。慢性的な肩こりが続く場合は、背後に別の疾患が隠れている可能性も考慮し、医療機関を受診することが重要です。

肩こりへの対処と予防

肩こりの改善には、原因となる生活習慣の見直しが不可欠です。適切な姿勢の保持、適度な運動、ストレッチ、ストレス管理などが有効です。また、温めることによる血行促進、マッサージによる筋緊張緩和も効果的です。慢性的な肩こりでお悩みの場合、専門家による診断と治療を受けることで、症状の軽減と再発予防につながります。肩こりは多くの人が経験する症状ですが、放置せずに適切な対処をすることが大切です。

「肩こり」改善のための3つの選択肢 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」

「肩こり」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

肩こりの緩和には、日々のセルフケアが非常に効果的です。まず、長時間の同一姿勢を避け、定期的に休憩を取りましょう。特にデスクワーク中は、1時間に1回は立ち上がり、軽く体を動かすことが重要です。

温めるケアも有効です。蒸しタオルや入浴で首や肩を温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。これにより、蓄積された疲労物質や発痛物質の排出が促されます。

簡単なストレッチも取り入れましょう。首をゆっくり左右に倒したり、肩を大きく回したりする運動は、僧帽筋や肩甲挙筋などの肩こりに関連する筋肉の柔軟性を高めます。また、不良姿勢が肩こりを悪化させるため、正しい姿勢を意識することも大切です。猫背にならないよう、胸を張り、顎を軽く引くことを心がけましょう。これらのセルフケアを継続することで、肩こりの軽減と予防に繋がります。

症状が重い場合は、薬剤の使用も検討されますが、自己判断での服用は厳禁です。必ず専門家の指示に従ってください。

また、誤った知識や方法で行うセルフケアは、かえって状態を悪化させる危険性もあります。もし症状が改善しない場合は、悪化する前に速やかに医師や専門家に相談し、適切な治療を受けてください。

整形外科を受診する

整形外科では、肩こりの背景に潜む可能性のある病態を鑑別し、適切な治療を提供します。まず、問診と身体診察に加え、X線やMRIなどの画像検査で頸椎の変形や椎間板ヘルニア、頸椎症といった骨格や神経の異常がないかを確認します。

治療の中心は薬物療法と物理療法です。薬物療法としては、炎症や痛みを抑えるための非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)や、筋肉の緊張を和らげる筋弛緩薬が処方されます。症状が強い場合や神経症状を伴う場合は、神経ブロック注射が行われることもあります。これは、痛みを感じる神経周辺に局所麻酔薬などを注入し、痛みの伝達を遮断するものです。

物理療法では、温熱療法や牽引療法、電気療法などを通じて血行促進と筋緊張の緩和を図ります。また、理学療法士による運動指導で、姿勢改善や筋力強化を行い、肩こりの根本原因へのアプローチも重視されます。稀なケースですが、神経の圧迫が重度で保存療法に抵抗性を示す場合は、手術療法が検討されることもあります。

ただ、原因が特定しにくい症状に対しては、主に痛み止め(鎮痛剤)を処方し、その後の経過を観察するという保存療法的なアプローチが選択されます。

薬物療法は、痛みを一時的に早く抑えたい場合には非常に有効です。しかし、痛みの根本的な原因を解決するものではありません。そのため、痛みが一時的に和らいでも、症状が再発しやすいという点には注意が必要です。

整骨院での治療を選択する

整骨院では、肩こりの原因を単なる筋肉の張りだけでなく、身体全体のバランスや骨格の歪みと捉え、根本改善を目指します。まず、詳細なカウンセリングと検査で、不良姿勢や骨盤・頸椎の歪み、そして僧帽筋や肩甲挙筋といった関連筋肉のトリガーポイント(痛みの引き金となる点)を特定します。

治療の核となるのは手技療法です。硬くなった筋肉を丁寧にほぐし、血行不良を改善することで、蓄積した疲労物質や発痛物質の排出を促します。さらに、骨盤矯正や猫背矯正などを用いて全身の歪みを整え、肩こりの原因となる姿勢の悪さを根本から改善します。ご自宅で実践できるストレッチ指導も行い、再発予防をサポートします。

また、多くの整骨院で鍼灸治療も行われます。鍼灸は、身体の特定の経穴(ツボ)を刺激することで、血流促進、筋肉の緊張緩和、自律神経のバランス調整といった効果が期待できます。特に肩こりに対しては、首や肩周辺のツボだけでなく、全身のバランスを考慮した施術も行われ、自然治癒力を高めることで慢性的な肩こりの軽減を目指します。

整骨院での治療における留意点としては、治療が手技中心となるため、施術者の技術や知識に差がある点です。そのため、正しい理論とエビデンスに基づいた効果的な施術が提供されているかを見極めることが大切です。どのような治療理念を持ち、どのようなアプローチを行う整骨院を選ぶかが大切になります。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う「肩こり」治療

 

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤・骨格矯正」で痛みの発生源を根本改善します。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。

骨盤の歪みを矯正し、土台となる骨盤が正しいポジションに安定することにより、再び背骨が正常なS字カーブを描いて、痛みの発生源を根本から改善していきます。

痛みやシビレなどの不調を改善するにも、まずは骨組みから整えることが大切です。

「筋膜リリース」で筋肉の柔軟性を取り戻し、血流改善します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉の柔軟性を取り戻し、全身の血流を改善し、リンパの流れを促進していきます。

筋肉が凝り固まったままの状態では、骨盤・骨格矯正の効果も半減してしまいます。

矯正された骨盤を維持させるためにも、患部の筋肉を柔らかくすることは必要不可欠です。

筋肉が柔軟性を取り戻すことで、骨盤が正しいポジションに安定し、内臓の働きやホルモンバランスも改善されます。

「神経調整」で神経の伝達異常を改善します。

痛みやシビレなどが長く続くと、神経も筋肉と同様に疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または神経過敏状態を引き起こしています。

骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、慢性的な痛みやシビレの症状には、鍼灸治療を取入れた神経調整を行います。

神経調整で、神経の疲労を取り除き、慢性的な痛みやシビレをリセットします。

 

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店が考える健康とは、単に痛みがない状態を指すのではありません

それは「痛みなく快適な日常生活を送り、自分のやりたいことを自由にできること」、そして「身体的・精神的に調和がとれ、安定していること」です。

私たちは、目の前の痛みを取り除くだけでなく、その根本原因にアプローチし、「元に戻らない体づくり」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

多くの場合、痛みがなくなると治療を中断され、再び同じような痛みに悩まされて来院される方が少なくありません。痛みが消えても、根本的な原因が解決され、「元に戻らない体づくり」ができていなければ、残念ながら同じ症状を繰り返してしまうのです。

そこで、スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、その治療プロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査とカウンセリングを通じて、患者様お一人お一人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、そして骨盤矯正を軸に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせることで、症状を根本から改善へと導きます。身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素すべてにアプローチできるのが、私たちの治療の大きな特徴です。

皆様のお悩みが根本的に解決されるよう、私たちは本気で施術に取り組ませていただきます。長年同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないと願う方は、ぜひ一度、ご相談ください。

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》