メニエール病

耳は外耳・中耳・内耳の3つに分けられ、更に内耳は音の感知に関わる「蝸牛」、重心や直線運動の感覚に関わる「前庭」、回転運動の感覚に関わる「三半規管」に分けられます。

それぞれリンパ液に満たされていますが、中でもメニエール病は内耳のリンパ液が過剰に増加することによる「内耳の浮腫み」が原因で起こります。

耳鳴り、耳の詰まった感じ、めまいの３症状はメニエール病の初期症状です。

メニエール病で生じることの多い耳鳴りには、以下のようなものがあります。音の聞こえ方や表現の仕方は人それぞれ違うため、必ずしも同じような耳鳴り症状が出現するとは限りません。

　低音　ブーン(近くを昆虫が飛んでいるような音)

　高音　キーン(マイクがハウリングした時のような音)

　低音　シャー(水が勢い良く流れるような音)

　低音　ジー(セミなどの虫が鳴くような音)

耳の詰まった感じを医学的に「耳閉感」といい、水の中に深く潜った時や飛行機が上昇する時に、耳の中に何かが詰まったような感じがするのと似ています。

めまいの中で最も多いのが、周囲がグルグル回って見える「回転性めまい」です。メニエール病の代表的な症状で、何のきっかけもなしに突然ぐるぐると視界が回りだし、平衡感覚に異変が生じます。立っていても横になっていても、辛い状態が30分以上続きます。

鍼灸治療は、肩こりや腰痛にしか効果がないように思われがちですが、鍼灸治療は自律神経系の疾患(頭痛、めまい、神経痛、自律神経失調症など)に最も効果を発揮します。

スポルト鍼灸整骨院多磨店の鍼灸治療は、WHO(世界保健機関)によって多岐にわたる疾患に対する効果が認められており、医学的な有効性も証明されています。

体の機能が必要以上に異常に高まっている状態を抑える鎮静作用により、痛みやシビレなどを抑えます。

刺激による神経興奮作用により、体の機能を活性化し、運動麻痺などを改善します。

血管を拡張させ、血行を促進する作用で、肩こり、腰痛、筋肉痛などを抑えます。

血液の循環を活性化することで、関節炎などの炎症を改善します。

血流を改善することにより、白血球が増加し、身体全体の「自然治癒力」「自己免疫力」を活性化させます。

また、血行促進作用、免疫機能向上作用により、感染症の予防にも役立つと考えられています。