むち打ち


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むち打ち | スポルト鍼灸整骨院 多磨店
むち打ちとは何か?その多様な症状と複雑な病態を理解する
むち打ちは、正式には「頸部捻挫(けいぶねんざ)」や「外傷性頸部症候群(がいしょうせいけいぶしょうこうぐん)」と呼ばれるもので、交通事故やスポーツ中の衝突、転倒などによって、首に強い衝撃が加わり、あたかも鞭(むち)がしなるように頭部が前後に大きく揺さぶられることで生じる一連の症状の総称です。
この急激な動きにより、首の骨(頸椎)やその周囲の軟部組織(筋肉、靭帯、関節包、神経、椎間板など)が損傷を受け、様々な症状を引き起こします。
むち打ちは、受傷直後よりも数時間後、あるいは数日後に症状が現れることが多く、その多様な症状から診断や治療が複雑になることがあります。
むち打ちの発生メカニズムと損傷部位
むち打ちの最も典型的な発生メカニズムは、追突事故などによるものです。車両の追突によって体が前方に押し出されると、頭部が慣性の法則で後方に強く反らされ(伸展)、次に急ブレーキやシートベルトによって体が固定されると、頭部が前方に大きく投げ出される(屈曲)という、S字状の不自然な動きが生じます。この「過伸展と過屈曲」の瞬間的な動きが、頸椎に大きなストレスを与え、周囲の組織に損傷をもたらすのです。
むち打ちで損傷を受けやすい部位は多岐にわたります。
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筋肉: 首の周りの筋肉(僧帽筋、胸鎖乳突筋、板状筋、脊柱起立筋など)が過度に引き伸ばされたり、部分的に断裂したりすることがあります。これが最も一般的な損傷です。
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靭帯: 頸椎の安定を保つための項靭帯(こうじんたい)や棘間靭帯(きょくかんじんたい)、前縦靭帯(ぜんじゅうじんたい)、後縦靭帯(こうじゅうじんたい)などが損傷を受けます。靭帯の損傷は関節の不安定性を引き起こす可能性があります。
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関節包: 頸椎の椎骨同士をつなぐ椎間関節(ついかんかんせつ)を包む関節包が引き伸ばされたり、炎症を起こしたりすることがあります。
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椎間板: 椎骨の間にあるクッション材である椎間板に損傷が生じ、椎間板ヘルニアを引き起こし、神経を圧迫する可能性もあります。
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神経: 頸椎から分岐する神経根(しんけいこん)が圧迫されたり、牽引されたりすることで、上肢への痛みやしびれ、麻痺などの症状が現れることがあります。稀に脊髄自体が損傷を受けることもあります。
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血管: 頸部の動脈(椎骨動脈など)が損傷を受け、脳への血流に影響が出ることも非常に稀ですが、注意が必要です。
むち打ちの主な症状
むち打ちの症状は非常に多様で、多岐にわたるため、診断が難しい場合があります。発症する時期も受傷直後とは限らず、翌日以降に悪化することもあります。
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頸部痛(首の痛み): 首の付け根から肩にかけての痛みや重だるさ、違和感が最も一般的な症状です。首を動かすと痛みが強くなることが多いです。
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首の可動域制限: 首を前後左右に動かしにくくなる、振り向くのが辛いといった症状が現れます。
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肩こり、背中の痛み: 首の損傷が波及し、肩や背中の筋肉が過度に緊張することで、強い凝りや痛みが持続することがあります。
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頭痛: 後頭部から側頭部にかけての締め付けられるような頭痛(緊張型頭痛に類似)がよく見られます。首の筋肉の緊張や神経の刺激が原因となることが多いです。
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上肢のしびれ・痛み: 首から腕にかけて走る神経(腕神経叢)が圧迫されることで、肩、腕、手、指にしびれや痛み、脱力感(神経根症状)が現れることがあります。
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めまい、耳鳴り: 内耳への血流障害や、自律神経の乱れ、首の筋肉の緊張などが原因で、めまいや耳鳴り、ふらつきを伴うことがあります。
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吐き気、嘔吐: 自律神経の乱れによるものや、めまいを伴う場合に現れることがあります。
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目の症状: 目の疲れ(眼精疲労)、かすみ目、まぶしさ(羞明)などを伴うことがあります。
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自律神経症状: 吐き気、倦怠感、不眠、集中力低下、イライラ、発汗異常、冷えなど、自律神経失調症に類似した症状が現れることもあります。
これらの症状は、損傷部位や重症度、個人の体質、精神状態などによって大きく異なります。
むち打ちの分類(軽度から重度まで)
むち打ちは、その損傷部位と重症度によって、いくつかのタイプに分類されます。
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頸椎捻挫型: 首の筋肉や靭帯が損傷した最も軽度のタイプ。全体の約80%を占めます。
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神経根症状型: 頸椎から出る神経根が圧迫され、肩や腕、手、指にしびれや痛みが生じるタイプ。
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バレ・リュー症候群型(頚部交感神経症候群): 頸部の交感神経が刺激され、頭痛、めまい、耳鳴り、眼精疲労、発汗異常など、自律神経症状が主体となるタイプ。
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脊髄症状型: 脊髄本体が損傷や圧迫を受け、下肢のしびれや麻痺、歩行障害、排尿・排便障害などの重篤な症状が現れるタイプ。これは緊急性が高く、速やかな診断と治療が必要です。
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脳脊髄液減少症: 稀ですが、外傷によって髄液が漏れ出し、頭痛やめまい、倦怠感などを引き起こすこともあります。
むち打ちの診断と治療
むち打ちの診断は、受傷時の状況の詳細な問診、身体所見(首の可動域、圧痛、神経学的所見など)の確認によって行われます。
骨折や脱臼、重度の神経損傷がないかを確認するため、X線(レントゲン)検査は必須です。必要に応じて、MRIやCTスキャン、神経伝導速度検査、筋電図検査なども行われ、靭帯や椎間板、神経の状態を詳細に評価します。
治療は、症状の程度やタイプによって異なりますが、多くの場合、保存療法が中心となります。
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急性期の治療: 受傷直後は、安静と炎症の抑制が最優先です。頸椎カラー(ソフトカラー)の装着で首を固定し、負担を軽減します。炎症が強い場合は、アイシングを行うこともあります。
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薬物療法: 痛みや炎症を抑える非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)、筋肉の緊張を和らげる筋弛緩剤、神経の痛みに対する薬剤などが処方されます。
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物理療法: 温熱療法、電気療法、牽引療法などが、痛みの緩和や血行促進、筋肉のリラックスのために用いられます。
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ブロック注射: 痛みが強い場合や、特定の神経根症状がある場合に、神経の周囲に局所麻酔薬やステロイドを注入し、痛みを軽減します。
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リハビリテーション: 痛みが軽減したら、理学療法士の指導のもと、首の可動域訓練、筋力強化(特に深層筋)、姿勢改善、バランス訓練などを段階的に行い、機能回復と再発予防を目指します。
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手術療法: 保存療法で改善が見られない、重度の神経圧迫や脊髄損傷がある場合など、ごく限られたケースで検討されます。
むち打ちは、症状が多様であること、慢性化しやすいこと、精神的な要因も絡むことがあるため、患者さん一人ひとりに合わせたきめ細やかな治療とサポートが重要です。適切な診断と治療、そして根気強いリハビリテーションによって、多くの場合は改善が期待できます。
交通事故治療4つの安心 | スポルト鍼灸整骨院 多磨店



医療機関からの転院・併院について | スポルト鍼灸整骨院 多磨店
交通事故治療、転院・併院でより良い回復を
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《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》











