冷え・浮腫み


- 足の血管が浮いてきている…
- 急に体重が増えた…
- 全身がだるい…
- トイレが近い…
- 血圧が高い…

冷え・浮腫みの原因と症状 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」
冷えと浮腫みとは何か?その多様な原因とメカニズムを深く理解する
冷えと浮腫みは、多くの人が経験する身体の不調であり、しばしば同時に現れることがあります。どちらの症状も、単なる一時的な不快感に留まらず、日常生活の質を低下させたり、時に深刻な病気のサインであったりすることもあります。これらの症状は、体の循環システムや水分バランスの乱れが深く関わっており、そのメカニズムを理解することが適切な対処への第一歩となります。
冷えとは何か?そのメカニズムと種類
冷えとは、手足の先や体の特定部位が、環境温度に関わらず冷たく感じる状態を指します。医学的には「冷え性」と呼ばれることが多く、特に女性に多く見られる症状です。
体温は、脳の視床下部(ししょうかぶ)にある体温調節中枢(たいおんちょうせつちゅうすう)によってコントロールされており、自律神経(交感神経と副交感神経)が血管の収縮・拡張を調整することで、血液の流れをコントロールし、体温を一定に保っています。
冷えの主なメカニズムは、この体温調節機能、特に末梢の血管が収縮し、血液の流れが悪くなることにあります。血液は酸素や栄養を運ぶだけでなく、体温を全身に届ける役割も担っているため、血流が滞ると末梢の組織に熱が行き届かず、冷たく感じるようになります。
冷えの種類は以下の通りです。
- 末端型冷え: 手足の指先など、体の末端が特に冷えるタイプです。最も一般的で、主に自律神経の乱れによる末梢血管の収縮が原因です。ストレス、不規則な生活、運動不足などが誘因となります。
- 全身型冷え: 体全体が冷えるタイプで、基礎代謝の低下や筋肉量の少なさ、貧血などが背景にあることが多いです。
- 内臓型冷え: お腹や腰回りなど、体の中心部が冷えるタイプです。ストレスや自律神経の乱れ、不規則な食生活などが原因で、内臓の機能低下を招き、冷えとして現れることがあります。
- 下半身型冷え: 下半身が冷える一方で、上半身はのぼせる「冷えのぼせ」を伴うこともあります。骨盤の歪みや、長時間のデスクワークによる下半身の血行不良などが原因となることがあります。

浮腫みとは何か?そのメカニズムと種類
浮腫み(むくみ)とは、体の組織と組織の間の液量(間質液)が増加し、水分が過剰に溜まってしまう状態を指します。皮膚を押すとへこんだまま戻らなかったり、靴下の跡が長く残ったりするのが特徴です。私たちの体内の水分は、血管(動脈・静脈)やリンパ管、そして細胞と細胞の間を行き来しており、そのバランスは、血圧、浸透圧、そして毛細血管の透過性などによって厳密に調整されています。
浮腫みは、これらの水分バランスを調整するメカニズムに異常が生じることで発生します。
- 静水圧性浮腫: 毛細血管内の水分が組織に押し出される圧力(静水圧)が高まることで生じます。心臓病(心不全)や腎臓病、静脈瘤、エコノミークラス症候群などが原因となります。
- 膠質浸透圧性浮腫: 血液中のタンパク質(アルブミンなど)が減少し、血管内に水分を引き留める力(膠質浸透圧)が低下することで、水分が血管外に漏れ出して生じます。肝臓病(肝硬変)や腎臓病(ネフローゼ症候群)、低栄養などが原因となります。
- 毛細血管透過性亢進性浮腫: 毛細血管の壁の透過性が亢進し、水分やタンパク質が漏れ出しやすくなることで生じます。炎症やアレルギー反応、薬剤の副作用などが原因となります。
- リンパ性浮腫: リンパ液の流れが悪くなることで生じます。リンパ管の形成不全(原発性)や、手術(がんの手術後のリンパ節郭清など)、感染症によってリンパ管が損傷・閉塞すること(続発性)が原因となります。
- 特発性浮腫: 特定の原因が見つからない浮腫みで、特に若い女性に多く見られます。自律神経の乱れやホルモンバランスの変動が関与すると考えられています。
冷えと浮腫みの関連性
冷えと浮腫みは密接に関連しています。冷えによって血行が悪くなると、細胞への酸素や栄養の供給が滞るだけでなく、老廃物の排出も滞りやすくなります。また、血管が収縮することで、末梢の組織液の循環が悪くなり、浮腫みを悪化させる要因となります。
逆に、浮腫みによって組織に水分が溜まると、血液やリンパ液の流れがさらに悪くなり、体温が低下しやすくなるため、冷えを助長するという悪循環に陥ることもあります。特に、筋肉の量が少ない女性は、血流を促すポンプ作用が弱いため、冷えと浮腫みを併発しやすい傾向にあります。
誘発要因と受診の目安
冷えや浮腫みを誘発する一般的な要因としては、以下のようなものが挙げられます。
- 生活習慣: 運動不足、長時間の同じ姿勢(立ち仕事やデスクワーク)、不規則な食生活、睡眠不足、喫煙、過度の飲酒など。
- 食生活: 冷たい飲食物の過剰摂取、体を冷やす性質のある食品の摂取。
- ストレス: 精神的ストレスが自律神経のバランスを乱し、血行不良や水分代謝の異常を引き起こします。
- ホルモンバランスの変化: 月経周期、妊娠、更年期など、ホルモンバランスの変動が冷えや浮腫みに影響を与えることがあります。
- 体質: 筋肉量が少ない、低血圧、貧血傾向など。
以下のような冷えや浮腫みの症状が現れた場合は、単なる体調不良と自己判断せず、速やかに医療機関を受診してください。
- 冷えが強く、皮膚の色が白や紫色に変色する、感覚がなくなるなどの症状を伴う(レイノー病などの可能性)。
- 浮腫みが片側だけに出る、急に悪化する、呼吸困難や胸の痛みを伴う。
- 浮腫みとともに尿量の異常(減少など)がある。
- 浮腫みが顔や全身に現れる。
- 冷えや浮腫みとともに発熱や倦怠感が続く。
- 足の痛みやしびれ、皮膚の変色などを伴う浮腫み。
冷えや浮腫みは、見過ごされがちな症状ですが、時には重大な病気のサインであることもあります。気になる症状があれば、まずは医療機関に相談し、適切な診断と治療を受けることが大切です。
「冷え・浮腫み」改善のための3つの選択肢 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」
「冷え・浮腫み」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。
自宅でのセルフケア

冷えと浮腫みに悩むなら、自宅でのセルフケアで血行促進と水分バランスの改善を目指しましょう。まず、体を温めることが重要です。入浴で全身を温めたり、温かい飲み物を摂ったりして、体温調節機能をサポートしましょう。
浮腫み対策としては、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋、ヒラメ筋)を使った運動が有効です。これらの筋肉は「第二の心臓」とも呼ばれ、下半身の血液を心臓に戻すポンプ作用を担っています。足首を回したり、つま先立ち運動をしたりすることで、間質液の滞留を防ぎます。
また、長時間の立ち仕事やデスクワークは避け、適度に足を動かす休憩を取り入れてください。弾性ストッキングの着用も有効な場合もあります。冷えやすい手足には、厚手の靴下や手袋を活用し、温かく保つことも大切です。
症状が重い場合は、薬剤の使用も検討されますが、自己判断での服用は厳禁です。必ず専門家の指示に従ってください。
また、誤った知識や方法で行うセルフケアは、かえって状態を悪化させる危険性もあります。もし症状が改善しない場合は、悪化する前に速やかに医師や専門家に相談し、適切な治療を受けてください。
整形外科を受診する

整形外科では、冷えや浮腫みに対して、まずその原因が整形外科的疾患によるものか、または内科的疾患の兆候かを鑑別します。
冷えや浮腫みの原因が脊椎疾患(例:脊柱管狭窄症による神経圧迫)や末梢循環障害である場合、薬物療法として血流改善薬や神経障害性疼痛薬が処方されます。
関節の炎症や外傷による浮腫みには、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)やステロイドの内服・外用、あるいは局所注射で炎症を抑えます。また、リンパ浮腫の場合は弾性ストッキングの処方や圧迫療法が指導されます。手術療法は、これらの症状が骨折や重度の神経圧迫など、整形外科的な根本原因によって引き起こされている場合に検討され、症状の根本改善を目指します。
ただ、原因が特定しにくい症状に対しては、主に薬剤を処方し、その後の経過を観察するという保存療法的なアプローチが選択されます。
薬物療法は、痛みを一時的に早く抑えたい場合には非常に有効です。しかし、痛みの根本的な原因を解決するものではありません。そのため、痛みが一時的に和らいでも、症状が再発しやすいという点には注意が必要です。
整骨院での治療を選択する

整骨院では、冷えや浮腫みに対し、単なる症状緩和に留まらず、その根本原因である身体の歪みや自律神経の乱れにアプローチします。
まず、詳細な問診と触診を通じて、患者さんの生活習慣、ストレス状況、そして首・肩・骨盤の歪みや足底のアーチ状態などを評価します。これは、骨格の歪みが血流やリンパの流れ、さらには自律神経の働きに影響を与えるためです。
主な施術として、全身の血行促進や筋肉の緊張緩和を図る手技療法(徒手療法)が中心となります。特に、骨盤矯正で重心のバランスを整えたり、硬くなった筋肉(例えば、下肢の腓腹筋やヒラメ筋など、いわゆる「第二の心臓」)を緩めたりすることで、血液やリンパ液の循環を改善します。また、関節の可動域を広げるためのストレッチも行い、全身の柔軟性を高めます。
さらに、鍼灸治療は冷えや浮腫み対策として非常に効果的です。東洋医学の観点から、全身の「気」と「血」の巡りを整え、身体本来の自然治癒力を高めることを目指します。冷えや浮腫みに効果的とされる経穴(ツボ)、例えば血行促進を促す三陰交(さんいんこう)、水分代謝を調整する陰陵泉(いんりょうせん)、全身を温める足三里(あしさんり)などに鍼を施すことで、末梢の血流を改善し、間質液の滞留を軽減、鎮痛効果も図ります。お灸を併用すれば、温熱効果で身体を深部から温め、よりリラックスした状態へと導き、自律神経のバランスを整えることにも貢献します。
これらの複合的な施術と、日常生活における食事や運動、入浴方法に関するアドバイスを通じて、冷えや浮腫みの症状の改善と、体質改善をサポートします。
整骨院での治療における留意点としては、治療が手技中心となるため、施術者の技術や知識に差がある点です。そのため、正しい理論とエビデンスに基づいた効果的な施術が提供されているかを見極めることが大切です。どのような治療理念を持ち、どのようなアプローチを行う整骨院を選ぶかが大切になります。


スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う「冷え・浮腫み」治療


スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。
神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。
身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

「骨盤・骨格矯正」で痛みの発生源を根本改善します。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。
骨盤の歪みを矯正し、土台となる骨盤が正しいポジションに安定することにより、再び背骨が正常なS字カーブを描いて、痛みの発生源を根本から改善していきます。
痛みやシビレなどの不調を改善するにも、まずは骨組みから整えることが大切です。
「筋膜リリース」で筋肉の柔軟性を取り戻し、血流改善します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉の柔軟性を取り戻し、全身の血流を改善し、リンパの流れを促進していきます。
筋肉が凝り固まったままの状態では、骨盤・骨格矯正の効果も半減してしまいます。
矯正された骨盤を維持させるためにも、患部の筋肉を柔らかくすることは必要不可欠です。
筋肉が柔軟性を取り戻すことで、骨盤が正しいポジションに安定し、内臓の働きやホルモンバランスも改善されます。
「神経調整」で神経の伝達異常を改善します。

痛みやシビレなどが長く続くと、神経も筋肉と同様に疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または神経過敏状態を引き起こしています。
骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、慢性的な痛みやシビレの症状には、鍼灸治療を取入れた神経調整を行います。
神経調整で、神経の疲労を取り除き、慢性的な痛みやシビレをリセットします。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店が考える健康とは、単に痛みがない状態を指すのではありません
それは「痛みなく快適な日常生活を送り、自分のやりたいことを自由にできること」、そして「身体的・精神的に調和がとれ、安定していること」です。
私たちは、目の前の痛みを取り除くだけでなく、その根本原因にアプローチし、「元に戻らない体づくり」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。
多くの場合、痛みがなくなると治療を中断され、再び同じような痛みに悩まされて来院される方が少なくありません。痛みが消えても、根本的な原因が解決され、「元に戻らない体づくり」ができていなければ、残念ながら同じ症状を繰り返してしまうのです。
そこで、スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、その治療プロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。
検査とカウンセリングを通じて、患者様お一人お一人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、そして骨盤矯正を軸に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせることで、症状を根本から改善へと導きます。身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素すべてにアプローチできるのが、私たちの治療の大きな特徴です。
皆様のお悩みが根本的に解決されるよう、私たちは本気で施術に取り組ませていただきます。長年同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないと願う方は、ぜひ一度、ご相談ください。

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》








