背中の痛み


- いつもスマホをいじっている…
- 背中から腕にかけてシビレがある…
- 寝ていても背中に痛みを感じる…
- 首や肩がいつも凝っている…
- 人からネコ背と言われたことがある…

背中の痛みの原因と症状 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」
背中の痛みとは何か?その多様な原因と病態を解き明かす
背中の痛みは、首の付け根から腰までの広範な領域に現れる不快な症状の総称です。
一口に背中の痛みといっても、その原因は多岐にわたり、筋肉の疲労や骨格の歪みといった整形外科的な問題だけでなく、内臓疾患や心臓疾患など、命に関わる病気が隠れているケースもあります。そのため、単なる肩こりや腰痛の延長線上にあると考えず、適切な鑑別診断が非常に重要となります。
背中の痛みの主な原因:筋骨格系に起因するもの
最も一般的な背中の痛みの原因は、筋骨格系の問題です。
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姿勢不良と筋肉の過緊張:長時間のデスクワークやスマートフォンの使用などによる前かがみの姿勢は、背中や肩の筋肉(僧帽筋、広背筋、菱形筋など)に慢性的な負担をかけ、筋緊張や血行不良を引き起こします。これにより、肩甲骨の内側や背骨に沿って、凝りや痛みが持続的に現れます。
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筋筋膜性疼痛症候群:特定の筋肉にできた硬結(しこり)であるトリガーポイントが、関連痛として背中に痛みを引き起こすことがあります。例えば、首や肩の筋肉のトリガーポイントが背中に放散痛として現れるケースです。
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胸椎の機能障害:背骨の胸の部分である**胸椎(きょうつい)**は、12個の椎骨からなり、それぞれが肋骨と関節(肋椎関節、肋横突関節)を形成しています。これらの胸椎や肋骨との関節に動きの制限が生じると、背中の痛みや呼吸時の痛みに繋がることがあります。
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椎間関節性疼痛:椎骨と椎骨をつなぐ椎間関節の炎症や変形も、背中の痛みの原因となります。特に、朝起きた時や同じ姿勢を続けた後に痛みが強くなる傾向があります。
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椎間板ヘルニア:頸椎や腰椎の椎間板ヘルニアが、背中に放散痛として症状を呈することがあります。特に、神経根の圧迫によって、特定の神経支配領域に沿った痛みが現れることがあります。
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脊柱管狭窄症:稀に胸椎レベルで脊柱管狭窄症が起こり、背中の痛みや下肢のしびれ、麻痺を引き起こすことがあります。
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脊椎の圧迫骨折:転倒や骨粗しょう症によって、椎骨が潰れてしまう圧迫骨折も、急性または慢性の背中の痛みの強い原因となります。特に高齢者に多く見られます。

背中の痛みの見落とされがちな原因:内臓・全身疾患に起因するもの
背中の痛みは、時に内臓や全身の病気のサインであることがあります。これを**関連痛(放散痛)**と呼び、背中以外の部位に原因があるにもかかわらず、神経のつながりによって背中に痛みを感じる現象です。
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心臓疾患:狭心症や心筋梗塞など、心臓の病気が背中、特に左肩甲骨の内側や左胸の裏側に痛みを引き起こすことがあります。運動時やストレス時に悪化し、休息で改善することが多いですが、緊急性の高いケースも存在します。
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消化器疾患:胃潰瘍、十二指腸潰瘍、膵炎、胆石症、胆嚢炎などが背中に痛みを引き起こすことがあります。これらの痛みは、食後や特定の食事で悪化したり、吐き気や嘔吐、発熱などを伴ったりすることがあります。特に、膵炎は上腹部から背中にかけての強い痛みが特徴的です。
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腎臓・泌尿器疾患:腎盂腎炎や尿路結石などは、脇腹から背中にかけての痛みを引き起こします。発熱や排尿時の痛み、血尿などを伴うことがあります。
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呼吸器疾患:肺炎、胸膜炎、気胸などは、呼吸器の炎症や損傷により、呼吸時に増強する背中の痛みや胸の痛みを伴うことがあります。咳や発熱、呼吸困難なども見られます。
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帯状疱疹:ウイルス感染によるもので、皮膚に発疹が現れる前に、神経痛として片側の背中にピリピリとした痛みが先行することがあります。
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大動脈解離:大動脈の壁が裂ける非常に危険な病気で、突然の引き裂かれるような激しい背中の痛みが特徴です。これは緊急手術を要する状態です。
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腫瘍:脊椎にできた原発性腫瘍や、他の部位からの転移性骨腫瘍が神経を圧迫し、背中の痛みを引き起こすことがあります。夜間痛が強い、安静にしていても痛みが続く、体重減少などの症状を伴う場合は注意が必要です。
痛みの特徴と受診の目安
背中の痛みの性質は、原因によって大きく異なります。動作時に痛むのか、安静時にも痛むのか、特定の姿勢で楽になるのか、しびれや麻痺を伴うのか、発熱や消化器症状など他の症状があるのか、といった情報を把握することが診断の手がかりになります。
特に、以下のような症状が伴う場合は、緊急性が高いため速やかに医療機関を受診してください。
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突然発症した激しい背中の痛み
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胸の痛みや呼吸困難を伴う背中の痛み
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発熱や倦怠感、体重減少を伴う背中の痛み
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排尿・排便障害を伴う背中の痛み
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下肢の麻痺や感覚障害が急速に進行する背中の痛み
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安静にしていても痛みが続く、夜間痛が強い背中の痛み
背中の痛みは非常に多様な原因を持つため、自己判断せず、まずは専門医に相談し、適切な診断を受けることが何よりも重要です。
「背中の痛み」改善のための3つの選択肢 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」
「背中の痛み」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。
自宅でのセルフケア

背中の痛みに悩むなら、自宅でのセルフケアが有効です。
まず、正しい姿勢を意識しましょう。長時間のデスクワークでは、背中を丸めず、肩甲骨を寄せるように座ることが大切です。また、硬くなった僧帽筋や広背筋、菱形筋といった背中の筋肉をほぐすストレッチを取り入れましょう。例えば、両腕を組んで前に伸ばし、背中を丸めるストレッチや、壁を使って胸を開くストレッチは効果的です。蒸しタオルなどで背中を温め、血行を促進するのも良いでしょう。
ただし、痛みが強い時や、他の症状(発熱など)がある場合は、自己判断せず医療機関を受診してください。
症状が重い場合は、薬剤の使用も検討されますが、自己判断での服用は厳禁です。必ず専門家の指示に従ってください。
また、誤った知識や方法で行うセルフケアは、かえって状態を悪化させる危険性もあります。もし症状が改善しない場合、特に痛みが強い時や、他の症状(発熱など)がある場合は、悪化する前に速やかに医師や専門家に相談し、適切な治療を受けてください。
整形外科を受診する

整形外科では背中の痛みに対し、まず正確な診断に基づいて治療方針を決定します。
一般的な治療は保存療法が主体です。痛みを和らげるため、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)や筋弛緩剤などの薬物療法が処方されます。神経の炎症が強い場合は、神経ブロック注射を施し、痛みの伝達を遮断することもあります。
画像診断で椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症など、神経圧迫が明確な場合や、保存療法で改善が見られない、あるいは神経症状が進行する際は手術療法が検討されます。例えば、圧迫骨折に対しては骨セメント注入術、椎間板ヘルニアに対しては椎間板摘出術など、原因に応じた手術が行われ、痛みの根本的な解消を目指します。
ただ、原因が特定しにくい症状に対しては、主に痛み止め(鎮痛剤)を処方し、その後の経過を観察するという保存療法的なアプローチが選択されます。
薬物療法は、痛みを一時的に早く抑えたい場合には非常に有効です。しかし、痛みの根本的な原因を解決するものではありません。そのため、痛みが一時的に和らいでも、症状が再発しやすいという点には注意が必要です。
整骨院での治療を選択する

整骨院で治療する背中の痛みは、主に「筋骨格系に起因するもの」です。「内臓・全身疾患に起因するもの」、発熱や呼吸困難を伴うような激しい痛みは、迷わず医療機関を受診して下さい。
整骨院では背中の痛みに対し、単なる患部だけでなく、痛みの根本原因となる身体の歪みに着目します。
まず、詳細な問診と触診を通じて、姿勢の癖や特定の筋肉の緊張(例えば、僧帽筋や菱形筋のトリガーポイント)を特定します。その上で、骨盤矯正や猫背矯正といった施術で脊柱のS字カーブを正常化し、背中への負担を軽減します。
主な施術として、硬くなった筋肉をほぐし、血流を促進する手技療法(徒手療法)があります。深層筋へのアアプローチや、胸椎(きょうつい)や肋椎関節の動きを改善する関節モビライゼーション、そして筋の柔軟性を高めるストレッチなどを組み合わせます。
さらに、鍼灸治療も効果的です。東洋医学の観点から、背中の痛みに対応する経穴(ツボ)、例えば膏肓(こうこう)や大杼(だいじょ)などに鍼を施すことで、筋肉の深部に直接刺激を与え、鎮痛効果や血行改善を図ります。
お灸を併用することで、温熱効果により筋肉の弛緩を促進し、症状の緩和に貢献します。これらの複合的な施術と、日常生活での姿勢指導や運動アドバイスを通じて、背中の痛みの改善と再発予防を目指します。
整骨院での治療における留意点としては、治療が手技中心となるため、施術者の技術や知識に差がある点です。そのため、正しい理論とエビデンスに基づいた効果的な施術が提供されているかを見極めることが大切です。どのような治療理念を持ち、どのようなアプローチを行う整骨院を選ぶかが大切になります。
スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う「背中の痛み」治療
整骨院で治療する背中の痛みは、主に「筋骨格系に起因するもの」です。「内臓・全身疾患に起因するもの」、発熱や呼吸困難を伴うような激しい痛みは、迷わず医療機関を受診して下さい。


スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。
神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。
身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

「骨盤・骨格矯正」で痛みの発生源を根本改善します。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。
骨盤の歪みを矯正し、土台となる骨盤が正しいポジションに安定することにより、再び背骨が正常なS字カーブを描いて、痛みの発生源を根本から改善していきます。
痛みやシビレなどの不調を改善するにも、まずは骨組みから整えることが大切です。
「筋膜リリース」で筋肉の柔軟性を取り戻し、血流改善します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉の柔軟性を取り戻し、全身の血流を改善し、リンパの流れを促進していきます。
筋肉が凝り固まったままの状態では、骨盤・骨格矯正の効果も半減してしまいます。
矯正された骨盤を維持させるためにも、患部の筋肉を柔らかくすることは必要不可欠です。
筋肉が柔軟性を取り戻すことで、骨盤が正しいポジションに安定し、内臓の働きやホルモンバランスも改善されます。
「神経調整」で神経の伝達異常を改善します。

痛みやシビレなどが長く続くと、神経も筋肉と同様に疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または神経過敏状態を引き起こしています。
骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、慢性的な痛みやシビレの症状には、鍼灸治療を取入れた神経調整を行います。
神経調整で、神経の疲労を取り除き、慢性的な痛みやシビレをリセットします。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店が考える健康とは、単に痛みがない状態を指すのではありません
それは「痛みなく快適な日常生活を送り、自分のやりたいことを自由にできること」、そして「身体的・精神的に調和がとれ、安定していること」です。
私たちは、目の前の痛みを取り除くだけでなく、その根本原因にアプローチし、「元に戻らない体づくり」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。
多くの場合、痛みがなくなると治療を中断され、再び同じような痛みに悩まされて来院される方が少なくありません。痛みが消えても、根本的な原因が解決され、「元に戻らない体づくり」ができていなければ、残念ながら同じ症状を繰り返してしまうのです。
そこで、スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、その治療プロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。
検査とカウンセリングを通じて、患者様お一人お一人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、そして骨盤矯正を軸に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせることで、症状を根本から改善へと導きます。身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素すべてにアプローチできるのが、私たちの治療の大きな特徴です。
皆様のお悩みが根本的に解決されるよう、私たちは本気で施術に取り組ませていただきます。長年同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないと願う方は、ぜひ一度、ご相談ください。

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》








