スポーツ障害

  • 痛むけど、大事な試合が控えている…
  • 痛みでパフォーマンスが上がらない…
  • 同じ場所ばかりケガする…
  • 後遺症が残らないか心配だ…
  • 身体のコンディショニング方法が分からない…

スポーツ障害の原因と症状 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」

スポーツ障害とは何か?その多様な病態と予防、治療の重要性

スポーツ障害とは、スポーツ活動によって身体に繰り返し負荷がかかることで生じる、様々な慢性的または急性の損傷の総称です。特定の競技における特定の動作が原因となることが多く、オーバーユース(使いすぎ症候群)とミスユース(誤った使い方症候群)に大別されます。

単なる筋肉痛や疲労とは異なり、適切なケアをしないと症状が悪化し、長期的なパフォーマンス低下や競技からの離脱に繋がるだけでなく、日常生活にも支障をきたす可能性があります。

スポーツ障害の種類とメカニズム

スポーツ障害は、大きく分けて二つのタイプがあります。

  1. オーバーユース(使いすぎ症候群): 同じ動作を繰り返し行うことで、特定の部位に過度な負担がかかり、微細な損傷が蓄積して炎症や痛みを引き起こすものです。疲労骨折、腱炎、滑液包炎などがこれに該当します。例えば、長距離走によるシンスプリントや、野球の投球動作による肩や肘の痛みなどが代表的です。

  2. ミスユース(誤った使い方症候群): 不適切なフォーム、体の歪み、筋力や柔軟性のアンバランスなど、本来正しいはずの動作が正しく行われないことで、特定の部位に無理な力がかかり、損傷が生じるものです。これは、特定の競技におけるバイオメカニクスの理解不足や、個人の身体能力の偏りが背景にあることが多いです。

これらのスポーツ障害は、主に以下のメカニズムで発生します。

  • 反復性のストレス: ジャンプ、ランニング、投球、スイングなど、スポーツにおける反復的な動作が、骨、筋肉、腱、靭帯、関節などに繰り返し微細な損傷を与えます。

  • 組織の修復能力の限界: 繰り返される損傷に対して、体の修復能力が追いつかなくなると、炎症が慢性化し、組織の変性や硬化が生じます。

  • 体の不均衡: 筋力不足、柔軟性の欠如、左右の筋力差、姿勢の歪みなどが、特定の部位に過剰な負荷を集中させ、スポーツ障害のリスクを高めます。

  • 急激な運動量増加: 準備期間なしに運動量や強度を急に増やすと、体が適応できずに損傷しやすくなります。

代表的なスポーツ障害と症状

具体的なスポーツ障害は、競技や部位によって多種多様です。

  • 膝関節:

    • ランナー膝(腸脛靭帯炎): ランニング中に膝の外側が痛む。

    • ジャンパー膝(膝蓋腱炎): ジャンプや着地動作が多い競技で、膝のお皿の下が痛む。

    • オスグッド・シュラッター病: 成長期の子供に多く、膝のお皿の下(脛骨粗面)が痛んで突出する。

    • 半月板損傷: ひねり動作で膝が引っかかる、痛む。

    • 靭帯損傷(前十字靭帯など): 膝の不安定感、強い痛み。

  • 足関節・足部:

    • シンスプリント(脛骨過労性骨膜炎): ランニングで脛骨の内側下方が痛む。

    • 足底筋膜炎: ランニングやジャンプで、かかとや足裏が痛む。特に朝の第一歩が痛い。

    • アキレス腱炎: アキレス腱周辺が痛む、腫れる。

    • 足関節捻挫: 足首をひねって靭帯が損傷する。

    • 疲労骨折: 特定の骨(脛骨、中足骨など)に繰り返し負荷がかかり、ヒビが入る。

  • 肩関節:

    • 野球肩(リトルリーグ肩、腱板炎など): 投球動作で肩の痛みや可動域制限。

    • インピンジメント症候群: 肩を上げた時に特定の角度で痛みが生じる。

  • 肘関節:

    • 野球肘(内側上顆炎、離断性骨軟骨炎など): 投球動作で肘の内側や外側が痛む。

    • テニス肘(外側上顆炎): 手首を反らす動作で肘の外側が痛む。

    • ゴルフ肘(内側上顆炎): ゴルフのスイングで肘の内側が痛む。

  • 腰部:

    • 腰椎分離症・すべり症: 体を反らす動作や、繰り返しの負荷で腰骨に疲労骨折が生じる。成長期のスポーツ選手に多い。

    • 椎間板ヘルニア: 腰の痛みと下肢への放散痛。

  • その他:

    • グロインペイン症候群: サッカー選手などに多い、股関節周辺の痛み。

    • 肉離れ: 急激な動きで筋肉が損傷する。

スポーツ障害の誘発要因

スポーツ障害の発症には、以下のような複数の要因が関与しています。

  • 内因性要因(身体的要因):

    • 体の柔軟性不足: 筋肉や関節の柔軟性が低いと、可動域が制限され、特定の部位に負荷が集中しやすくなります。

    • 筋力不足・筋力アンバランス: 特定の筋肉が弱かったり、左右の筋力に差があったりすると、動作が不安定になり、損傷のリスクが高まります。

    • 骨格構造の問題: 扁平足、O脚・X脚、脊柱の湾曲異常などが、特定の関節や部位に過度な負担をかける原因となります。

    • 成長期の体の変化: 骨と筋肉の成長速度が異なるため、成長期には骨端症(オスグッド病など)や疲労骨折のリスクが高まります。

  • 外因性要因(環境的要因):

    • 練習量・強度の不適切さ: 急激な運動量の増加、十分な休息がないオーバーワーク。

    • 不適切なフォーム: 身体に無理な負荷をかける動作。

    • 用具の問題: 体に合わないシューズやウェア、適切でない道具の使用。

    • 練習環境: 硬すぎる地面、不均一なグラウンドなど。

スポーツ障害の予防と治療

スポーツ障害の予防には、以下の点が重要です。

  • 適切なウォーミングアップとクールダウン: 運動前後のストレッチや軽い運動で、筋肉や関節を準備・回復させる。

  • 段階的なトレーニング: 運動量や強度を急激に増やさず、徐々に体を慣らしていく。

  • 適切なフォームの習得: 指導者による正しいフォームの指導を受ける。

  • 体のメンテナンス: 定期的なストレッチ、筋力トレーニングで柔軟性と筋力バランスを保つ。

  • 栄養と休息: バランスの取れた食事と十分な睡眠で体を回復させる。

  • 適切な用具の使用: 足に合ったシューズ、体の負担を軽減する用具を選ぶ。

  • 痛みを放置しない: 痛みを感じたらすぐに運動を中止し、専門家に相談する。

治療は、症状の程度や原因によって保存療法と手術療法に分けられます。多くの場合、まずは保存療法が選択されます。

  • 保存療法:

    • 安静: 患部に負担をかけないようにする。

    • アイシング: 急性期の炎症や痛みを抑える。

    • 薬物療法: 非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)など。

    • 物理療法: 温熱療法、電気療法、超音波療法など。

    • リハビリテーション: 筋力強化、柔軟性改善、協調性向上、フォーム指導など。

    • 装具療法: インソールやテーピング、サポーターなどで患部を保護し、負担を軽減する。

  • 手術療法: 保存療法で改善が見られない、重度の損傷がある、日常生活に支障をきたす場合に検討されます。損傷した組織の修復や再建、変形の矯正などが行われます。

スポーツ障害は、競技レベルを問わず誰にでも起こりうるものです。早期の発見と適切な対処、そして日頃からの予防意識が、競技継続と健康的な生活を送る上で非常に重要となります。

「スポーツ障害」改善のための3つの選択肢 | 府中の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」

「スポーツ障害」改善のための選択肢は、大きく分けて3つあります。

自宅でのセルフケア

スポーツ障害の回復には、自宅での適切なセルフケアが非常に重要です。

まず、痛みが強い急性期は無理せず運動を中止し、安静にすることが最優先です。炎症を抑えるために、患部を冷やすアイシングを徹底しましょう。これは、オーバーユースによる微細な損傷の悪化を防ぎます。

痛みが落ち着いてきたら、徐々にストレッチと軽い筋力トレーニングを取り入れてください。例えば、シンスプリントにはふくらはぎの筋肉のストレッチ、ランナー膝には太ももの外側のストレッチが有効です。患部だけでなく、体全体の柔軟性や筋力バランスを整えることが大切です。特に、体幹の安定性を高めるエクササイズは、ミスユースを防ぎ、再発予防に繋がります。

適切なフォームの意識や、クッション性の良いシューズ、インソールの使用も検討しましょう。無理のない範囲で継続し、段階的な運動復帰を目指してください。

症状が重い場合は、薬剤の使用も検討されますが、自己判断での服用は厳禁です。必ず専門家の指示に従ってください。

また、誤った知識や方法で行うセルフケアは、かえって状態を悪化させる危険性もあります。もし症状が改善しない場合は、悪化する前に速やかに医師や専門家に相談し、適切な治療を受けてください。

整形外科を受診する

整形外科ではスポーツ障害に対し、まず原因を正確に診断し、適切な治療を行います。

初期段階では保存療法が中心です。炎症や痛みを抑えるため、非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAIDs)の内服や湿布などの薬物療法が処方されます。患部へのステロイド注射やヒアルロン酸注射が行われることもあります。

また、リハビリテーションとして、理学療法士による筋力強化、柔軟性改善、そして正しいフォームの指導が行われ、再発予防を目指します。

これらの保存療法で改善が見られない場合や、靭帯損傷、半月板損傷、疲労骨折など重度の器質的損傷がある場合は、手術療法が検討されます。例えば、関節鏡視下手術や靭帯再建術などで、損傷部位の修復や機能回復を図り、早期の競技復帰を目指します。

ただ、原因が特定しにくい症状に対しては、主に薬を処方し、その後の経過を観察するという保存療法的なアプローチが選択されます。

薬物療法は、痛みを一時的に早く抑えたい場合には非常に有効です。しかし、痛みの根本的な原因を解決するものではありません。そのため、痛みが一時的に和らいでも、症状が再発しやすいという点には注意が必要です。

整骨院での治療を選択する

整骨院ではスポーツ障害に対し、単なる患部の痛みだけでなく、その根本原因となる身体の歪みや機能不全に注目します。

まず、問診と触診で痛む部位はもちろん、姿勢や骨格のバランス(特に骨盤の歪み)、筋肉の柔軟性などを詳細に評価し、ミスユースやオーバーユースの原因を特定します。

主な施術として、硬くなった筋肉を緩め、血流を促進する手技療法(徒手療法)が中心です。これには、深部の筋肉へのマッサージや、関節の可動域を広げるストレッチ、そして関節の動きを改善する関節モビライゼーションなどが含まれます。例えば、シンスプリントにはふくらはぎの筋肉、ランナー膝には腸脛靭帯へのアプローチを行います。

特に鍼灸治療は、スポーツ障害の初期の痛みの改善に効果的です。東洋医学の観点から、全身の「気」と「血」の巡りを整え、自然治癒力を高めます。痛みのある患部や関連する経穴(ツボ)に鍼を施すことで、局所の炎症を速やかに抑え、血流を劇的に改善し、鎮痛効果を図ります。お灸を併用すれば、温熱効果で筋肉の弛緩をさらに促進し、回復を早めます。

これらの複合的な施術と、正しいフォーム指導、適切なシューズ選び、インソールの活用、段階的な運動復帰計画の作成を通じて、スポーツ障害の根本的な改善と再発予防を目指します。

整骨院での治療における留意点としては、治療が手技中心となるため、施術者の技術や知識に差がある点です。そのため、正しい理論とエビデンスに基づいた効果的な施術が提供されているかを見極めることが大切です。どのような治療理念を持ち、どのようなアプローチを行う整骨院を選ぶかが大切になります。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う「スポーツ障害」治療

 

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の行う根本改善治療は、神経と血液の流れを正常化し、自然治癒力を高めることを目的としています。

神経と血液の流れを妨げている根本原因を追究し、骨盤矯正、筋膜リリース、神経調整などを組み合わせて根本原因にアプローチする治療法を「根本改善治療」といいます。

身体を構成する「骨格」「筋肉」「神経」3つの要素に同時にアプローチできるのが特徴です。

 

「骨盤・骨格矯正」で痛みの発生源を根本改善します。

骨盤は身体の土台、背骨は大黒柱です。

骨盤の歪みを矯正し、土台となる骨盤が正しいポジションに安定することにより、再び背骨が正常なS字カーブを描いて、痛みの発生源を根本から改善していきます。

痛みやシビレなどの不調を改善するにも、まずは骨組みから整えることが大切です。

「筋膜リリース」で筋肉の柔軟性を取り戻し、血流改善します。

筋肉を包み込む「筋膜」をリリースすることで、凝り固まった筋肉の柔軟性を取り戻し、全身の血流を改善し、リンパの流れを促進していきます。

筋肉が凝り固まったままの状態では、骨盤・骨格矯正の効果も半減してしまいます。

矯正された骨盤を維持させるためにも、患部の筋肉を柔らかくすることは必要不可欠です。

筋肉が柔軟性を取り戻すことで、骨盤が正しいポジションに安定し、内臓の働きやホルモンバランスも改善されます。

「神経調整」で神経の伝達異常を改善します。

痛みやシビレなどが長く続くと、神経も筋肉と同様に疲労し、感覚異常や知覚鈍麻、または神経過敏状態を引き起こしています。

骨盤や筋肉が正しい状態に戻ることで、ある程度の改善は見込めますが、慢性的な痛みやシビレの症状には、鍼灸治療を取入れた神経調整を行います。

神経調整で、神経の疲労を取り除き、慢性的な痛みやシビレをリセットします。

 

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店が考える健康とは、単に痛みがない状態を指すのではありません

それは「痛みなく快適な日常生活を送り、自分のやりたいことを自由にできること」、そして「身体的・精神的に調和がとれ、安定していること」です。

私たちは、目の前の痛みを取り除くだけでなく、その根本原因にアプローチし、「元に戻らない体づくり」を目指すという治療理念のもとに施術を行っています。

多くの場合、痛みがなくなると治療を中断され、再び同じような痛みに悩まされて来院される方が少なくありません。痛みが消えても、根本的な原因が解決され、「元に戻らない体づくり」ができていなければ、残念ながら同じ症状を繰り返してしまうのです。

そこで、スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、その治療プロセスとして「改善予防型プログラム治療」を提供しています。

検査とカウンセリングを通じて、患者様お一人お一人の症状に合わせた個別の施術プログラムを作成し、そして骨盤矯正を軸に、筋膜リリースや神経調整(鍼灸治療)を組み合わせることで、症状を根本から改善へと導きます。身体を構成する骨格・筋肉・神経の3要素すべてにアプローチできるのが、私たちの治療の大きな特徴です。

皆様のお悩みが根本的に解決されるよう、私たちは本気で施術に取り組ませていただきます。長年同じ症状で悩まれている方、もう同じ痛みを繰り返したくないと願う方は、ぜひ一度、ご相談ください。

 

 

《※本記事はスポルト鍼灸整骨院総院長 / 川田英雄(厚生労働大臣認可 : 柔道整復師)が監修しています。》