不眠症の原因と治療は?府中の整骨院が解説

2025年08月22日

眠れない夜のつらさ…なぜ「不眠症」になってしまうのか?

こんにちは。府中市 多磨駅から徒歩1分の「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

皆さんは、夜ベッドに入ってもなかなか寝付けない、何度も目が覚めてしまう、朝早くに起きてしまうといった経験はありませんか?

「最近、なんだか寝つきが悪いな」と感じている方は、もしかしたら不眠症かもしれません。

現代社会では、多くの方が何らかの睡眠の悩みを抱えていますが、そのつらさは「単なる寝不足」では片付けられません。今回は、その「眠れない夜」の根本的な原因と、私たちが提供する治療法について、3回に分けて詳しくお話ししていきます。

 

 

1. 「不眠症」はなぜ起こる?その隠れた原因を徹底解説

私たちは、なぜ「眠れない」という悩みを抱えてしまうのでしょうか。不眠症には、実に様々な原因が複雑に絡み合っています。単一の原因だけで不眠症になることは少なく、複数の要因が重なって発症することがほとんどです。

1-1. 心理的な原因

ストレスや不安、緊張は、不眠症の最大の原因の一つです。仕事や人間関係、家庭内の問題など、精神的な負担が自律神経のバランスを乱し、交感神経を優位にさせます。

本来、睡眠に入る際には、体をリラックスさせる副交感神経が優位になる必要があります。

しかし、ストレスが続くと、心身が常に興奮状態にあり、副交感神経への切り替えがうまくいかなくなってしまい、その結果、寝つきが悪くなったり、眠りが浅くなったりします。

この状態が慢性化すると、深刻な不眠症へと移行していきます。

1-2. 身体的な原因

腰痛、肩こり、頭痛、アレルギー、花粉症、喘息など、身体の不調も不眠症の大きな原因となります。特に、痛みやかゆみは睡眠を妨げる直接的な原因となり、夜中に目が覚めてしまうといった中途覚醒を引き起こします。

また、頻尿やむずむず脚症候群(レストレスレッグス症候群)なども睡眠を阻害する代表的な原因です。これらの身体的な症状は、日中の活動に支障をきたすだけでなく、夜間の睡眠の質を著しく低下させ、不眠症を慢性化させる原因となります。

1-3. 環境的な原因

寝室の温度や湿度、騒音、光、寝具といった環境も、睡眠の質に大きく影響します。たとえば、隣の部屋からの物音や街灯の光、夏場の蒸し暑さや冬場の寒さなどは、眠りを妨げる原因となります。

また、不規則な勤務形態や海外旅行による時差ぼけ(ジェットラグ)など、生活リズムの乱れも、体内時計(概日リズム)を狂わせ、不眠症を引き起こす原因となります。

1-4. 生活習慣的な原因

普段の生活習慣も、不眠症の原因として見逃せません。

  • カフェインやアルコールの摂取: 寝る前にコーヒーや紅茶、エナジードリンクを飲むと、カフェインの覚醒作用によって眠気が妨げられます。また、アルコールは一時的に眠気を誘いますが、睡眠の後半に覚醒作用が現れ、中途覚醒の原因となります。

  • 喫煙: タバコに含まれるニコチンにも覚醒作用があり、不眠症を引き起こす原因となります。

  • 就寝前のスマートフォンの使用: スマートフォンやパソコンの画面から発せられるブルーライトは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌を抑制し、寝つきを悪くする原因となります。

不眠症は、これらの原因が複雑に絡み合って起こる、非常にデリケートな症状です。一人ひとりのライフスタイルや心身の状態によって、その原因は異なります。

当院では、単なる不眠症の治療にとどまらず、その根本的な原因を見つけ出し、お客様一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。

 

 

「不眠症」が引き起こす悪循環と、東洋医学「鍼灸治療」の可能性

次に、その不眠症が心身に与える悪影響と、東洋医学に基づく「鍼灸治療」がなぜ不眠症の治療に有効なのか、そのメカニズムについて詳しく掘り下げていきます。

1. 放置すると怖い…「不眠症」が引き起こす心身の不調

「たかが寝不足」と軽く考えてはいけません。不眠症は、私たちの健康に深刻な影響を与えます。日中の眠気や倦怠感はもちろん、思考力や集中力の低下、免疫力の低下、さらには精神的な不安定さにもつながります。

1-1. 免疫力の低下

睡眠中は、免疫細胞が活発に働き、日中に受けたダメージを修復したり、ウイルスや細菌と戦う準備をします。不眠症が続くと、この免疫機能が十分に働かず、風邪をひきやすくなったり、病気のリスクが高まったりします。

1-2. 精神的な不調

睡眠不足は、脳の機能を低下させ、感情のコントロールを難しくします。イライラしやすくなったり、不安感やうつ病のリスクが高まることが知られています。不眠症は、自律神経の乱れと密接に関わっており、交感神経が優位な状態が続くことで、心身ともに休まらない状態が慢性化します。

1-3. 生活習慣病のリスク増大

不眠症は、高血圧や糖尿病、肥満といった生活習慣病のリスクを増大させます。睡眠不足は食欲を増進させるホルモンの分泌を促し、食生活の乱れにつながることがその原因の一つです。

2. 「不眠症」の根本的な治療法としての「鍼灸治療」

不眠症の原因が精神的なストレスや自律神経の乱れにある場合、薬に頼らない根本的な治療法として注目されているのが「鍼灸治療」です。

東洋医学では、不眠症は「心身のバランスの乱れ」が原因と考えられています。私たちの身体には「気(生命エネルギー)」と「血(血液)」が流れており、これらの巡りが滞ると、様々な不調が現れます。

鍼灸治療は、身体の特定のツボ(経穴)に鍼を刺したり、お灸を据えたりすることで、気の巡りや血流を改善し、乱れた自律神経のバランスを整えます。

不眠症に効果的なツボは、手首や足首、頭、耳などに多く存在します。たとえば、耳の後ろにある「安眠(あんみん)」というツボや、手首にある「神門(しんもん)」というツボは、自律神経を整え、リラックス効果を高めるのに役立ちます。

当院では、お客様一人ひとりの身体の状態を丁寧に診察し、その方に合ったツボを選定して施術を行います。鍼灸治療は、交感神経の働きを鎮静化させ、副交感神経を優位にする作用があります。これにより、心身がリラックスし、自然な眠りへと導かれていきます。

鍼灸治療は、薬のように眠気を強制するのではなく、身体が本来持っている「眠る力」を引き出す治療法です。

長年不眠症に悩まされてきた方の中には、「もっと早く鍼灸治療を受けていればよかった」とおっしゃる方も少なくありません。薬に頼りたくない、根本から治療したいとお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

不眠症を克服するための実践法と、東洋医学の統合的アプローチ

ここまで不眠症の原因から鍼灸治療の有効性まで、幅広くお話ししてきました。

最終項では、当院での具体的な治療の流れと、ご自宅でできるセルフケアを組み合わせた、不眠症克服のための統合的なアプローチについてご紹介します。

1. 当院での不眠症治療:あなたの「眠れない」に寄り添う個別アプローチ

当院では、単に症状を抑えるだけでなく、不眠症の根本的な原因に働きかける治療を重視しています。一人ひとりの身体の状態や生活習慣は異なるため、画一的な治療法は効果が期待できません。まずは、丁寧なカウンセリングと検査から始めます。

1-1. 丁寧な問診と検査

最初に、お客様の睡眠のパターン、生活習慣、ストレスの有無、既存の疾患などを詳しくお伺いします。東洋医学の視点から、脈や舌の状態を診て、身体の「気」「血」「水」のバランスがどのように乱れているかを把握します。このプロセスが、最適な治療プランを立てる上で非常に重要となります。

1-2. 鍼灸治療の施術

問診と検査の結果に基づき、お客様に合ったツボ(経穴)を選定し、鍼灸治療を行います。使用する鍼は髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みを感じることはありません。

特に、不眠症に効果的なツボとして知られる「安眠」「神門」「太衝(たいしょう)」などにアプローチし、自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位に導きます。これにより、心身ともにリラックスし、自然な眠りに入りやすい状態を作り出します。

1-3. 骨格・姿勢矯正

不眠症の原因が、ストレートネックや猫背といった姿勢の歪みにあることも少なくありません。首や肩周りの筋肉が緊張することで、交感神経が興奮状態になり、睡眠を妨げる原因となります。

当院では、骨盤や背骨の歪みを整える「骨格矯正治療」も併用し、根本的な原因を治療します。

2. 鍼灸治療の効果を最大限に引き出すためのセルフケア

治療の効果を長持ちさせ、不眠症を根本から克服するためには、日々の生活習慣の見直しが不可欠です。ご自宅で簡単にできるセルフケアをご紹介します。

2-1. 寝る前のルーティン

就寝の1時間前には、スマートフォンやテレビ、パソコンの使用を控えましょう。代わりに、温かい飲み物(カフェインを含まないハーブティーなど)を飲んだり、アロマを焚いたり、ゆっくりと読書をしたりと、心身をリラックスさせる時間を作ることが大切です。

2-2. ツボ押しセルフケア

鍼灸治療で使用するツボを、ご自宅でやさしく刺激するのも効果的です。

  • 神門(しんもん): 手首の内側、小指側のくぼみにあるツボ。親指でやさしく押すと、気持ちが落ち着き、寝つきが良くなります。

  • 百会(ひゃくえ): 頭のてっぺんにあるツボ。両手の指で頭を包み込むようにして、中指を百会に当て、心地よいと感じる強さで押しましょう。頭痛の緩和にも効果的です。

2-3. 適度な運動

日中に適度な運動をすることは、睡眠の質を高める上で非常に重要です。ウォーキングやジョギング、ヨガなど、無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。ただし、就寝直前の激しい運動は、交感神経を刺激してしまい、不眠症の原因となりますので避けましょう。

 

 

長年にわたる不眠症は、日常生活の質を著しく低下させ、心身の健康を蝕んでいきます。しかし、適切な治療とセルフケアを組み合わせることで、必ず改善の道は開けます。

府中市 多磨の皆さんの睡眠の悩みに、私たちは東洋医学の知恵と西洋医学の知識を融合させた治療で寄り添います。もし、あなたが「もう不眠症に悩まされたくない」と真剣に思っているなら、ぜひ一度当院にご相談ください。

「眠れる喜び」をもう一度、一緒に取り戻しましょう。皆様のご来院を心よりお待ちしております。