花粉症の原因は?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉
2022年12月1日
こんにちは。
府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。
今回は『花粉症の原因』とその治療法についてお話しします。
今年ももう12月を残すだけとなりました。年を超えると毎年お馴染みの花粉が飛散し始めます。
止まらない鼻水、くしゃみや鼻詰まり、充血して目が真っ赤になるほどの痒み・・・
花粉症の原因はもちろん花粉ですが、どうして花粉がそれらの症状を引き起こすのかご存知ですか?
花粉症の原因は?
まず花粉症の原因ですが、鼻腔内に侵入した植物の花粉(抗原)に対する体内の免疫反応によって引き起こされます。
抗原が鼻腔内の粘膜に付着すると、「マスト細胞」という生体防御に重要な役割を果たしている細胞と結合します。
マスト細胞は抗原の情報を覚え、また再び抗原が侵入すると対策しようとしてヒスタミンという物質を放出します。
ヒスタミンはアレルギー誘発物質とも言われており、花粉症の方はマスト細胞の過剰反応により必要以上にヒスタミンが放出されてしまいます。
それにより各器官の神経が刺激され、かゆみやその他花粉症の症状を引き起こす原因となります。
花粉症の症状を抑える方法
花粉症の症状を抑える方法としては、以下の2つが挙げられます。
①花粉に体を慣らし、過剰なアレルギー反応を抑える。
②ヒスタミンの放出を最低限にまで抑える
最近では市販のお薬だけでなく、医師が処方する花粉症薬も増えてきています。
もちろんそれだけでも効果はありますし、身体の器官へ薬が直接効果をもたらしてくれるので、症状の軽減・寛解がみられます。
また、花粉に触れないようにマスク、手洗い、うがい、メガネや帽子を被るなども有効です。
でも、今まで薬を飲んでもなんだか効かない、と感じる時期がありませんでしたか?
そう感じるのは、花粉症の原因としてもう一つ大事なものがあるからです。
疲れも花粉症の原因に!?
次に花粉症の原因と言われているのが、ズバリ「疲れ」です。
「病は気から」という言葉を聞いた事があると思いますが、花粉症の原因にもピッタリな言葉です。
気持ちの問題といっても、花粉症の場合は免疫力や自律神経を考えてみると良いと思います。
疲れによって自律神経のバランスが乱れると、免疫力が下がり、これ以上免疫を下げまいと抗原に対して反応が過剰になります。
また、疲れると休みたい気持ちが強まり、副交感神経が優位になって交感神経の働きが低下します。副交感神経はマスト細胞からのヒスタミン放出を助長するので、結果的にアレルギー反応を強めてしまっています。
そこで大事になってくるのが体質改善です。
体質改善にはバランスの良い食事や刺激物を避けて鼻や喉の粘膜を守るのも重要です。
そしてもう1つ、自律神経・免疫力を上げる方法として鍼灸治療が挙げられます。
鍼灸治療では、お1人お1人の症状に合わせたアプローチを行いながら、体質改善変のための治療を行います。
気を補い、免疫力を底上げする事で、花粉症の原因である免疫の過剰反応を防止します。
スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、花粉症の鍼灸治療を行なっております。
花粉症による耐え難い目の痒み、鼻づまり、くしゃみなどでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。