坐骨神経痛の原因は?〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉
2021年09月15日
こんにちは。
府中市多磨駅近くにありますスポルト鍼灸整骨院多磨店です。
今回は当整骨院の患者さんでも多く見られる「坐骨神経痛」についてお話ししていきます。
坐骨神経痛とは?
坐骨神経痛は傷病名ではなく下肢にある坐骨神経が障害されて臀部から足にかけての痛みや痺れが起こる状態を言います。
ですから、一概に坐骨神経痛と言っても程度や障害箇所によって身体の状態は様々です。
坐骨神経痛の主な症状
臀部から下肢後面〜下腿側面の痛みや痺れが主症状です。
・お尻から足にかけて痛みがある
・腰を反ると腰や足に痛みや痺れが出る
・長時間立っている事が辛い
・長い時間歩くと辛く歩けないが休憩すると歩けるようになる
・長い時間座っていると臀部が痛くなる
など、どれか一つでも当てはまるものがあれば坐骨神経痛の疑いがあります。
坐骨神経痛の原因は?
脊柱管狭窄症
中高年に好発し徐々に症状が進行します。
おしりから下肢にかけての痺れや痛み、脱力、間欠性破行(歩くと症状が強くなり、少し休むと状態が改善して歩けるようになるが、長い時間続けては歩けない状態)が見られます。
重症の場合は排尿障害も見られる事があります。
脊柱管狭窄症の原因の多くは加齢による退行性変性です。背骨にある椎間板が加齢とともに潰れ変形性脊椎症や脊椎すべり症を起こし、脊髄の通り道である脊柱管を狭窄します。
その他、脊椎分離症・脊椎分離すべり症、骨代謝疾患や先天性によるものが原因になります。
腰椎椎間板ヘルニア
20〜40歳代の男性に多く発症し、腰痛や腰の可動域制限があります。片側下肢の放散痛や感覚障害、脱力、痺れ、重症だと排尿障害も見られます。
腰椎椎間板ヘルニアはMRIで診断がつきます。
椎間板潰れ突出することにより神経が圧迫され症状が現れます。
腰椎椎間板ヘルニアの原因はスポーツや労働などの力学的な負荷が原因となることが多いです。
前屈時に状態が増悪しやすいのが特徴です。
梨状筋症候群
臀部にある梨状筋により坐骨神経が絞扼され、臀部痛や下肢の痛みや痺れをきたします。
梨状筋の筋緊張によるものが原因として多いです。
重症になると爪先が上げられず歩行障害(鶏歩)が見られることがあります。
スポルト鍼灸整骨院 多磨店での施術方法は?
坐骨神経痛の原因は症状により様々ですが、体の土台である骨盤に歪みがあると症状が出やすくなります。
当整骨院では「根本治療」で施術していきます。
根本治療は骨盤矯正、頸椎矯正、筋膜リリース、運動指導など様々な施術方法を患者さんに合わせて行っていきます。