レントゲンでは異常ないのに、むち打ちの症状が…〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉
2021年06月25日
こんにちは。
府中市 多磨駅東口徒歩1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。
今回はむち打ちの症状についてお話しさせて頂きます。
むち打ちとは?
むち打ちは交通事故で多く見られます。
シートベルトで体が固定された状態で、衝撃により首だけが鞭のようにしなって発症します。
むち打ちは別名「頸部捻挫」と言い、靭帯や筋肉、関節に炎症が起こり、首の痛み、熱っぽさ、動きの制限などが起こります。
受傷時から痛みが見られますが、受傷後数日経ってから強い痛みが出る事も多くあります。
また、自律神経症状が見られる場合もあり、めまいや吐き気、頭痛などが起こることがあります。
交通事故以外では柔道やラグビーなどのコンタクトスポーツでも起こります。
むち打ちとレントゲン
上記でも説明しましたが、むち打ちは靭帯や筋肉に炎症が起きます。
交通事故後に首に痛みや違和感があっても、整形外科でレントゲンやCT、MRIを撮っても異常は見つかりません。
なぜなら、レントゲンは骨の陰影を写すものだからです。
むち打ちは骨自体には異常がありません。
むち打ちは後日痛みが強く出ることも少なくないので、レントゲンに異常ないからと言って放置すると、後遺症を残したり大変なことになります。
首の痛みがある場合は?
むち打ちで痛みがある場合は、まずはアイシングが効果的です。
靭帯や関節、筋肉が炎症を起こしている状態ですので、患部を冷やすことが早く治す近道です。
患者様の中には湿布で冷やす方がいますが、湿布では患部は冷やすことができません。
『冷感=冷たく感じる』で冷たく感じるだけですので、しっかりと氷で冷やしましょう。
目安は10分間です。
余り長すぎても良くはありません。
※湿布がむち打ちに効かないわけではありません。冷やす効果はありませんが、消炎鎮痛効果はありますので、寝ている時やアイシングができない時に使用すれば有効です。