知らないと怖い「脊柱管狭窄症」〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉
2021年10月19日
ブログをご覧の皆さんこんにちは!
府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。
皆さんは「脊柱管狭窄症」について、どういうイメージをお持ちですか?
「脊柱管狭窄症」は高齢者がなる疾患、自分とは関係ない、痛みがないから大丈夫、etc…
色々あるとは思いますが、一度リセットしてから読んで下さい!
まずは「脊柱管狭窄症」の症状についてご説明します。
脊柱管狭窄症は大きく分けると、「神経根型」「馬尾型」「混合型」の3つがあります。
神経根型
脳から出ている脊髄は脊椎と脊椎の間から左右に二本の枝を出しています。
腰部では臀部から下肢にかけてを支配する運動神経と知覚神経、二つの神経が出ています。
その神経が障害される場合、左右どちらか片方が圧迫・障害されるため、症状も障害されている側のお尻や足に痺れが出ることが多いのです。
馬尾型
脊髄の終末部分、つまり終わりの所から馬の尻尾のように沢山の細い神経が出ています。
それが「馬尾神経」です。
この神経が障害されて症状が起こる場合、多くが両方の足に痺れが出ます。
また、馬尾神経の中でも腸や膀胱につながる神経系が阻害されると排尿・排便困難といった膀胱直腸障害を起こします。
混合型(神経根型+馬尾型)
神経根型、馬尾型、二つの症状を合わせ持つのが混合型です。
また、頚部で狭窄が起こったものを「頚部脊柱管狭窄症」といい、首から腕にかけての強い痺れや、腕や指先に力が入りづらいなどの症状が出ます。
腰部の「脊柱管狭窄症」では、腰痛や間欠性跛行(かんけつせいはこう)などの症状が出ます。
間欠性跛行とは、数十メートル歩くと痛みや痺れの症状が現れ、前かがみの姿勢で緩和するを繰り返す症状です。この症状はバージャー病、閉塞性動脈硬化症などの疾患でも出るので注意が必要です。
では、「脊柱管狭窄症」の原因は何でしょう?
原因は色々ありますが、特に気をつけなければいけないのが普段の姿勢です。
例えば、歩く時や座っている時に前かがみの姿勢になってしまっている、寝ている時の不自然な姿勢など、重心が左右に偏ってしまうことで筋肉のバランスも変わってしまいます。
もちろん筋肉のバランスが悪くなったからといって、すぐに骨格が歪んでしまうことはありません。
その前に腰痛などの症状がでる場合がほとんどです。
痛みは単なる筋肉のコリから起こるわけではなく、筋肉内部を走行している血管や神経を圧迫したり、または引き伸ばされることで発生します。
人は痛みがあれば、痛くない姿勢を探します。楽なポジションを探して不自然な姿勢をとってしまいます。
でも、それが骨格にとって良い姿勢とは限りません。
つまり、このような痛みのサイクルの延長線上に「脊柱管狭窄症」という疾患が待っているのです。日々の不良姿勢から徐々に「脊柱管狭窄症」へと進行していくのです。
スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、「骨盤矯正」「筋膜リリース」「神経調整」を組み合わせた「脊柱管狭窄症」の施術を行っています。