シンスプリントの原因とは?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年07月28日

こんにちは。

府中市 多磨駅東口1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

今回は『シンスプリントの原因』についてお話ししていきます。

 

 

そもそもシンスプリントとは?

そもそも、「シンスプリント」とはどのような疾患かご存知でしょうか?

膝下の脛骨という骨にある骨膜や筋膜、軟部組織が炎症を起こし、痛みが発生するスポーツ障害のひとつで、別名「脛骨過労性骨膜炎」とも呼ばれています。

運動時や運動後にスネの内側の中央から下方1/3にかけてズキズキとした痛みが生じる場合が多く、他にも鵞足部と呼ばれるスネの内側上部に痛みが出るパターンや前脛骨部と呼ばれるスネの前面に痛みが出るパターンなどもあります。

鑑別の必要な疾患としては、脛骨疲労骨折、コンパートメント症候群などが挙げられます。

 

シンスプリントの症状は大きく4段階のステージに分けられます。

  Stage1:痛みはあるがウォーミングアップをすると消失する。

  Stage2:ウォーミングアップにより痛みは消失するが、運動終了近くになると痛くなる。

  Stage3:日常生活に支障はないが、運動中に常時痛みがある。

  Stage4:局所の痛みは常に存在して、日常生活にも支障がある。

 

どんな人がシンスプリントになりやすいの?

シンスプリントは「使いすぎ症候群」と呼ばれる筋肉のオーバーユースのひとつで、長距離ランナーやジャンプ動作が多いバスケットボール選手に多く見られ、シーズンの初めや新人選手が急にハードなトレーニングを始めた時などに発症しやすくなります。

年齢層は12歳〜16歳の若い世代が多く、男性より女性の方が約1.5〜3倍多いと言われています。

他にも硬いグランドや路面での練習、下肢の形成異常(O脚、X脚、回内足、扁平足など)、足首の柔軟性の低下や下肢の筋力不足、足部の疲労による衝撃緩衝能力の低下などが原因となります。

 

 

シンスプリントの施術

患部だけの施術では、一時的に症状は軽減しますが根本的な改善にはなりません。

また運動を行うと痛みが繰り返し出てくるので、当整骨院では根本治療をオススメしております。

根本治療とは、お身体全体の状態を診させて頂き、シンスプリントの原因となっている足の負担を取り除いていく治療です。

お1人お1人に合わせた個別の施術プログラムを作成して行うオーダーメイド施術です。

痛みの再発を防ぐため、お体の正しい使い方やストレッチ、トレーニング方法なども十分に行っています。

シンスプリントでお悩みの方は、是非一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談下さい。