変形性膝関節症にサポーターは有効か?〈府中市の整骨院 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉

2022年07月25日

こんにちは。

府中市 多磨駅東口徒歩1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

今回は『変形性膝関節症とサポーター』についてお話ししていきます。

 

 

変形性膝関節症とは?

変形性膝関節症とは、膝関節の軟骨がすり減ることにより、骨の変形や棘のような突起(骨棘)が生じてしまうことを言います。

初期症状では階段の昇り降りや急な方向変換のとき、正座をした時などに痛みが出てきます。

関節を覆っている関節包に炎症が起こるため、関節内に水が溜まったりもします。

 

「膝の痛み」でお悩みの方で、40歳以上の大部分は変形性膝関節症によるものです。

この原因は軟骨の老化(加齢性変性)によるものと考えられます。

 

平地を普通のスピードで歩く時に、膝には瞬間的に体重の7倍の力がかかると言われており、体重の急激な増加なども原因の1つになります。

その他、遺伝的誘因によるものや靭帯、半月板損傷などの損傷、感染症などの後遺症としても発症することがあります。

 

 

サポーターにはどのような役割があるのか?

サポーターで膝を固定して支えることで、膝の安定性が向上し、痛みが緩和されて歩行がスムーズになります。またサポーターによって膝が温められ、冷えによる痛みも緩和することができます。

変形性膝関節症になると、痛みから動くのが億劫になり、できるだけ動かさない、歩かないようにする人が多くあります。

ここで注意点が必要なのは、動かさないでいると膝関節の周囲を支えている筋肉が落ちて筋力低下を招きます。すると、軟骨が更にすり減りやすくなるなど、悪循環に陥る恐れがあります。

この悪循環をストップさせるためにも、適切にサポーターを使用することは変形性膝関節症に有効です。

足を動かす機会が増えれば、軟骨の周囲を支える筋力が戻り、軟骨が保護されて痛みが軽減していきます。

 

ただし、サポーターを着けて痛みが取れても、変形性膝関節症が治っている訳ではありません。

膝周囲のトレーニングをしたり、身体の軸を正してバランスを整えたり、膝にかかる負担を少しでも軽減させる必要があります。

サポーターを着けたまま何もせずにいると、サポーターを外した時に痛みが再発したりしますので、サポーター無しでも痛みが出ないようしっかり治療する事が大切です。

 

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、それぞれの症状に合わせて、お体全体のバランスを整える矯正、筋肉の硬さを解す筋膜リリースをベースにした個別の治療プログラムを作成して根本治療を行っています。

矯正は骨盤矯正を中心に行なっています。ボキボキしないソフトな矯正すので、お子様から恒例の方まで安心して受けて頂けます。

お体の歪みは土台である骨盤から起きることが殆どです。まずは骨盤の歪みを正し、膝にかかる負担を軽減させましょう。

膝周りの筋力トレーニングやストレッチ、体操などの指導もしっかり行っていますので、変形性膝関節症でお悩みの方は、是非一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談ください。