シビレが発生するメカニズムは?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年08月29日

こんにちは!

府中市 多磨駅東口1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

今回は『シビレのメカニズム』についてお話ししていきます。

 

正座とシビレ

正座を長い時間すると足がシビレて立てなくなったり、歩けなくなったことは誰でも経験があると思います。

では、なぜシビレるのか?

正座の時のシビレのメカニズムついてです。

人は脳から脊柱の中を通る脊髄がつながっています。その脊髄から手や足など末梢に行く神経(末梢神経)が出ています。

正座によって体重で下半身が圧迫され、血管や末梢神経が圧迫されて酸素が不足することでシビレが起こります。

このまま正座を続けてしまうと末梢神経の機能が低下してしまうので、シビレが起きると言うことは身体の機能を保つ防御反応の1つとも言えます。

 

そもそもシビレとは何か?

先ほど正座でのシビレのメカニズムについてお話ししましたが、もう少し詳しくお話ししていきます。

皮膚の感覚は表在覚と言われ、触っている感じがわかる「触覚」、痛みがわかる「痛覚」、熱いや冷たいがわかる「温度覚」からなります。

その触覚、痛覚、温痛覚などの感覚の異常をシビレと感じます。

シビレの原因となる疾患は、神経障害性と非神経障害性に大きく二つに分けられます。

 

【神経障害性】

  末梢神経系:絞扼性神経障害、糖尿病性神経障害、膠原病など

  中枢神経系(脊髄):ヘルニアなどの脊髄圧迫、脊髄空洞症、ビタミンB12欠乏症など

  中枢神経系(脳):脳血管障害、脳腫瘍、脱髄疾患など

【非神経障害性】

  循環障害、貧血、過換気症候群など

 

人によっては運動神経の障害(運動麻痺)による震えをシビレとして感じることもあり、また感覚障害が運動麻痺に先行して生じる疾患もありますので注意が必要です。

 

 

シビレはすぐには改善しない?

長時間の正座で足がシビレてしまった後、正座を崩しても直ぐにシビレが取れて元に戻らないと思います。

同様に、胸郭出口症候群などの絞扼性神経障害や椎間板ヘルニアなど、神経を圧迫や絞扼している期間が長ければ長いほど、シビレの原因が改善してもシビレ自体が消失するまで時間がかかります。

当整骨院でも痛みで来院される方は多いですが、シビレは痛みよりも我慢出来るからか、症状が出始めてから時間が経って来院される方が多いです。

もちろんすぐに改善するシビレもありますが、早めに施術を開始すればするほど早く症状が改善します。

 

 

スポルト鍼灸整骨院のシビレに対する施術

上記で述べたように、シビレの原因は疾患によって様々です。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、骨盤・骨格矯正、筋膜リリース、神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて施術をしていきます。

患者様お一人お一人の症状に合わせた「オーダーメイド施術」ですので、初診時の問診では1時間ほどお時間を頂戴します。

気になるしびれなどの症状がある方は、是非ご相談下さい。