ヘルニアがあっても腰痛は改善する?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2021年12月13日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

寒くなってきましたが、体調など崩されていませんか?

気温が下がると身体の不調や痛みが出やすくなりますので、ご自愛ください。

今回は当整骨院でも多く見られる「ヘルニア」についてお話ししていきます。

そもそもヘルニアとは?

体を支えている背骨は、「椎骨」と呼ばれる小さい骨とクッションの役割を果たす「椎間板」からなります。

椎骨には穴が開いていて、その中を脳から伸びた「脊髄」が通り、脊髄からは手足などの感覚や運動を司る「末梢神経」が派生しています。

衝撃などの原因により、クッションの役割を果たしている椎間板の中身が飛び出してしまい、末梢神経や脊髄を圧迫することで椎間板ヘルニアが起こります。

 

ヘルニアはどこに起こるのか?

椎間板ヘルニアの多くは、脊柱でも動きの多い頚部と腰部で起こりやすく、それぞれ「頚椎椎間板ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」と呼ばれます。

頚椎椎間板ヘルニアの場合は頚部の痛みだけでなく、頚から出る腕や手指の神経を圧迫するため、腕の方にも症状が現れます。

腰椎椎間板ヘルニアの場合も腰部の痛みだけでなく、下肢に関係ある神経が障害されて下肢にも症状が現れます。

 

腰椎椎間板ヘルニアの原因は?

スポーツや労働などの力学的負荷が原因となることが多いため、20〜40歳代の男性に見られることが多く、頸椎椎間板ヘルニアと比べて比較的に若年者に起きやすい傾向があります。

突然発症する場合もいれば、ジワジワと慢性的に発生する場合もありますが、どちらも共通して腰痛だけでなく下肢への放散痛や痺れを伴います。

 

 

腰痛とヘルニアについて

前置きが長くなりましたが、「ヘルニアがあっても腰痛は改善するのか?」についてお話ししていきます。

結論から言うと、「改善します」

そもそもヘルニアは腰痛の原因になっていないことが多いです。

腰痛の無い人を対象にMRIなどによるヘルニアの検査をしたところ、腰痛が無いのにも関わらず腰椎椎間板ヘルニアが発見された方が多いというデータがあります。

それほど腰椎椎間板ヘルニアは身近に起こるものです。

では、なぜ腰椎椎間板ヘルニアがあっても腰痛が無いのか?

それは、腰椎椎間板ヘルニアが腰痛の原因になってなっていないことが多いからです。

では、何が原因なのか?

腰痛があり、腰椎椎間板ヘルニアと診断された方の腰痛の原因の多くは、姿勢不良からくる筋緊張による腰痛です。

姿勢不良の原因は、筋力不足、柔軟性の欠如など様々です。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の患者様でも、ヘルニアがあっても症状の改善された方が何人もいらっしゃいます。

改善された方の中には、病院で手術を勧められた方もいらっしゃいます。

腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方は、一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談下さい。

※腰椎椎間板ヘルニアにより、排尿・排便障害、下肢の痺れや麻痺が強い方は手術が望ましい場合もあります。