快眠への一歩!鍼灸治療が効果的な睡眠障害の解消法

2023年05月19日

こんにちは、みなさん。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の鍼灸師です。

今回は「睡眠障害」についてお話しします。

 

最近、忙しい毎日やストレスが原因でなかなか良い睡眠が取れず、お悩みの方も多いのではないでしょうか?

そんな睡眠障害に対して、鍼灸治療が効果的な解消法として注目されています。

本ブログでは、なぜ鍼灸治療が睡眠障害に有効なのか、そのメカニズムや具体的な効果についてご紹介します。

ぜひ最後までお読みください。

 

 

鍼灸治療が睡眠障害に有効な理由

睡眠障害にはさまざまな原因がありますが、その一つが身体や心のバランスの乱れです。

鍼灸治療は、身体のツボを刺激することで、バランスを整える効果があります。具体的には、鍼やお灸によって経絡(けいらく)と呼ばれるエネルギーパスの流れをスムーズにし、自然治癒力を高めることで身体の調子を整えます。

さらに、鍼灸治療は神経系にも働きかけます。

睡眠障害にはストレスが関与していることが多く、鍼灸治療は自律神経のバランスを整える効果があります。交感神経と副交感神経の働きを調整することで、リラックス状態へと導き、自然な眠りを促すことができるのです。

 

 

鍼灸治療による具体的な効果

鍼灸治療が睡眠障害に効果的なのは、さまざまな効果が相まっているからです。

まず、筋肉の緊張を緩める効果があります。

日中の疲れやストレスによって、身体が緊張状態になっていると良い睡眠が妨げられます。鍼灸治療によって筋肉の緊張をほぐし、血流を改善することでリラックス状態に導きます。これにより、身体の緊張がほぐれ、自然な眠りを得ることができるのです。

また、鍼灸治療はホルモンバランスの調整にも効果があります。

睡眠障害にはホルモンの分泌異常が関与していることがありますが、鍼灸治療によって内分泌系を整えることができます。特に、メラトニンという睡眠ホルモンの分泌を促進する効果があるとされています。適切なメラトニンの分泌によって、良質な睡眠をサポートすることができるのです。

 

 

安心・安全な鍼灸治療を受けるために

鍼灸治療が睡眠障害に有効であることはわかりましたが、安心・安全な治療を受けるためには、信頼できる鍼灸院を選ぶことが重要です。

以下のポイントに注意しながら、適切な鍼灸治療を受けましょう。

まず、鍼灸師の資格と経験を確認しましょう。

国家資格を持つ鍼灸師は、適切な知識と技術を持っています。また、実際に経験豊富な鍼灸師に治療を受けることで、より効果的な結果を期待することができます。

次に、院の清潔さや衛生管理に注目しましょう。

鍼灸治療では、皮膚への刺激が伴いますので、清潔な環境で行われることが大切です。また、使われる鍼やお灸は使い捨てであるか、適切に消毒・滅菌されているかも確認しましょう。

最後に、カウンセリングや症状のヒアリングがしっかり行われるかを確認しましょう。

個々の症状や生活状況に合わせた適切な治療プランを立てるためには、丁寧なカウンセリングが欠かせません。信頼できる鍼灸院では、患者さんの声に耳を傾け、症状や悩みに真摯に向き合ってくれるでしょう。

 

睡眠障害は生活の質や健康に大きな影響を与えます。

鍼灸治療は、身体のバランスを整え、神経系やホルモンバランスの調整をサポートすることで、睡眠の質を改善する効果が期待できます。しかし、個人の体質や状態によって効果には個人差がありますので、定期的な治療や生活習慣の見直しも大切です。

睡眠障害でお悩みの方は、まずは信頼できる鍼灸院を訪れて、専門家に相談してみましょう。

鍼灸治療によって快眠への一歩を踏み出し、心地よい睡眠を取ることで、日々の生活が充実し、健康な体と心を手に入れることができるはずです。

 

 

まとめ

今回は、睡眠障害に対する鍼灸治療の効果についてご紹介しました。

鍼灸治療は身体のバランスを整え、神経系やホルモンバランスの調整を促すことで、睡眠の質を改善する効果が期待できます。筋肉の緊張を緩め、ホルモンの分泌を調整することで、快適な眠りをサポートします。

ただし、効果には個人差がありますので、信頼できる鍼灸院で適切な治療を受けることが重要です。自分に合った治療プランを立て、生活習慣の見直しと併せて取り組むことで、睡眠障害の改善に一歩近づけることができるでしょう。

快眠は健康と幸福な生活の基盤です。ぜひ、鍼灸治療の力を借りて、良質な睡眠を取り戻しましょう。あなたの快眠への一助となることを心から願っています。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の鍼灸治療は、WHO(世界保健機関)によって多岐にわたる疾患に対する効果が認められており、医学的な有効性も証明されています。

 

花粉症の原因は?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年12月1日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

 

今回は『花粉症の原因』とその治療法についてお話しします。

今年ももう12月を残すだけとなりました。年を超えると毎年お馴染みの花粉が飛散し始めます。

止まらない鼻水、くしゃみや鼻詰まり、充血して目が真っ赤になるほどの痒み・・・

花粉症の原因はもちろん花粉ですが、どうして花粉がそれらの症状を引き起こすのかご存知ですか?

 

 

花粉症の原因は?

まず花粉症の原因ですが、鼻腔内に侵入した植物の花粉(抗原)に対する体内の免疫反応によって引き起こされます。

抗原が鼻腔内の粘膜に付着すると、「マスト細胞」という生体防御に重要な役割を果たしている細胞と結合します。

マスト細胞は抗原の情報を覚え、また再び抗原が侵入すると対策しようとしてヒスタミンという物質を放出します。

ヒスタミンはアレルギー誘発物質とも言われており、花粉症の方はマスト細胞の過剰反応により必要以上にヒスタミンが放出されてしまいます。

それにより各器官の神経が刺激され、かゆみやその他花粉症の症状を引き起こす原因となります。

 

花粉症の症状を抑える方法

花粉症の症状を抑える方法としては、以下の2つが挙げられます。

  ①花粉に体を慣らし、過剰なアレルギー反応を抑える。

  ②ヒスタミンの放出を最低限にまで抑える

 

最近では市販のお薬だけでなく、医師が処方する花粉症薬も増えてきています。

もちろんそれだけでも効果はありますし、身体の器官へ薬が直接効果をもたらしてくれるので、症状の軽減・寛解がみられます。

また、花粉に触れないようにマスク、手洗い、うがい、メガネや帽子を被るなども有効です。

でも、今まで薬を飲んでもなんだか効かない、と感じる時期がありませんでしたか?

そう感じるのは、花粉症の原因としてもう一つ大事なものがあるからです。

 

疲れも花粉症の原因に!?

次に花粉症の原因と言われているのが、ズバリ「疲れ」です。

「病は気から」という言葉を聞いた事があると思いますが、花粉症の原因にもピッタリな言葉です。

気持ちの問題といっても、花粉症の場合は免疫力や自律神経を考えてみると良いと思います。

疲れによって自律神経のバランスが乱れると、免疫力が下がり、これ以上免疫を下げまいと抗原に対して反応が過剰になります。

また、疲れると休みたい気持ちが強まり、副交感神経が優位になって交感神経の働きが低下します。副交感神経はマスト細胞からのヒスタミン放出を助長するので、結果的にアレルギー反応を強めてしまっています。

 

 

そこで大事になってくるのが体質改善です。

体質改善にはバランスの良い食事や刺激物を避けて鼻や喉の粘膜を守るのも重要です。

そしてもう1つ、自律神経・免疫力を上げる方法として鍼灸治療が挙げられます。

 

鍼灸治療では、お1人お1人の症状に合わせたアプローチを行いながら、体質改善変のための治療を行います。

気を補い、免疫力を底上げする事で、花粉症の原因である免疫の過剰反応を防止します。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、花粉症の鍼灸治療を行なっております。

花粉症による耐え難い目の痒み、鼻づまり、くしゃみなどでお悩みの方は、是非一度ご相談ください。

 

冷え性の原因〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年12月1日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

 

今回は『冷え性とその原因』についてお話ししていきます。

段々と寒くなってきて、冷え性が気になり始める季節になりましたが、冷え性は寒さだけが原因ではありません。

女性だけでなく男性の方でも冷え性でお困りの方は沢山いらっしゃいます。

では、冷え性の原因についてお話しします。

 

 

冷え性の原因は?

冷え性の原因として、一番に挙げられるのがズバリ「自律神経」の乱れです。

よく自律神経失調症という言葉を耳にしますが、冷え性の原因の大半が自律神経にあります。

自律神経には人間の体温を調節する機能が備わっています。

本来であれば、外気温から暑さや寒さを感じ取り、自律神経が体温を調節します。

ところが、現代ではエアコンなどで室内の温度が一定に保たれているため、温度の違いを伝達する事自体が減少し、自律神経の機能が低下してきています。

そのため、急に外に出ると体温調節が上手く機能せず、冷えを招してしまうという訳です。

また、血管の拡張と収縮も自律神経が調整しているため、血行不良が原因の冷え性も自律神経が原因といえます。

よく浮腫みや冷え症の対策のために締め付けのきついソックスを履いている方を見かけますが、締め付け過ぎは血管の収縮を阻害するため、これも逆に自分から自律神経の機能低下を招いています。

 

 

自律神経は、過労やストレス、日常生活の乱れ、不規則な生活などで機能が低下します。就寝時間が違うのは勿論、睡眠時間が日によって変わるのも余り良いとは言えません。

また、エアコンも冷え性の原因になり得るとお伝えしましたが、夏場に温度を下げ過ぎないのと同様に、冬場に暖房の温度を上げ過ぎないという事も注意が必要です。

節電と同時に、環境にも、お財布にも、お身体にも優しい利用が大切です。

 

なぜ寒さは身体に悪いの?

さて、ほとんどの方が冷え性の原因として挙げる「寒さ」は、何が身体に悪いのでしょうか?

ここまでのお話しで、冷え性は寒さが原因ではなく、体温を調節する自律神経の機能に原因があると事が分かりました。

しかし、もちろん寒さにも冷え性の原因があります。

それは東洋医学の観点から観てみると分かりやすくなります。

 

東洋医学では、天候の中で寒さ(気温の低さ)の事を「寒邪」と呼びます。

寒邪は温かい気(陽気)を損傷すると考えられています。

寒邪には、気の流れや血液の流れを滞らせ、痛みを引き起こすという特徴を持っています。現代医学でいうところの寒冷刺激が近しい表現かもしれません。

手が悴んで「痛い」のは、寒邪によるものです。

また、寒邪は臓腑(内臓)に直接危害を加えるのも特徴で、お腹を冷やすと下痢をするのも寒邪によるものです。「お腹を下したら温めよう」という考えも同じ事です。

逆に言えば、生姜などの身体を温める食材を摂るという考えは、陽気を強めるということです。

極め付けと言ってはなんですが、寒い季節に外に居ると、食事をした後でもないのに「しゃっくり」が出たりする事はありませんか?

これは、寒冷刺激によって横隔膜が痙攣して引き起こされているものです。

 

手の乾燥を防ぐために毎日ハンドクリームを塗るのと同じ様に、冷え性も毎日の生活習慣の改善で対策が出来ます。

「毎年冷えるからしょうがない」と諦めている方も、冷え込む前に今のうちから生活習慣の改善を始めてましょう!

 

 

鍼灸治療では、冷え性改善のために自律神経・気血鬱滞へのアプローチが可能です。

個人差はありますが、鍼の効果は初めは1週間、慣れてきたら2〜3週間の施術で効果が持続するといわれています。

勿論、鍼だけで冷え性が治るわけではありません。生活習慣が乱れていては、せっかくの鍼の効果もなかなか期待出来ませんので、お気を付けください!

冷え性の対策や改善は、スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談ください。

 

季節の変わり目に多い怪我とその予防〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年12月1日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

寒暖差が激しい日が続きますが、そんな「季節の変わり目に多い怪我とその予防」についてお話しします。

 

 

ギックリ腰

ギックリ腰は急性腰痛とも言い、筋肉・関節・靭帯・椎間板ヘルニアなど痛めた部位や程度によっても症状は様々です。

人によっては全く動けなくなる方もいます。

重いものを持ち上げる時、起床時に体を起こそうとした時、靴下を履こうとした時、くしゃみをした時など、ちょっとしたきっかけで起こります。

寝違え

寝違えもギックリ腰と同様に季節の変わり目に多い怪我の一つです。

不自然な体勢で長時間寝ていることで、首や肩の筋肉を痛めて可動域制限が起こります。

また、脇の下にある首や肩に繋がる神経を圧迫して寝違えを起こすこともあります。

肉離れ

筋肉が疲労していたり、急に寒くなって筋肉が固くなったり、アップが不十分で運動を始めたりと、様々な条件が重なった時に肉離れは起こります。

筋肉の筋繊維が微細に断裂し、重症の場合は患部に陥凹がみられます。

 

アキレス腱断裂

肉離れと同様で、様々な条件が重なったタイミングでアキレス腱断裂は起こります。

また加齢による腱の変性も原因の一つです。

アキレス腱断裂受傷直後は歩行不可能となり、基本的には手術の適応となります。

全てのスポーツ活動ができるようになるには少なくとも6ヶ月はかかります。

 

 

怪我の予防につながる日常生活の習慣

スポルト鍼灸整骨院 多磨店でもギックリ腰や寝違えの患者様が多く来院されるようになりました。

ギックリ腰、寝違え、肉離れ、アキレス腱断裂など、急性期の怪我ではまず患部を冷やします。患部は炎症で熱を持っていますので、冷やすことで早く炎症を抑えられます。

お風呂に浸かると炎症が悪化して痛みが強くなる場合があります。

アキレス腱断裂の場合は、直ぐに医療機関を受診してください。

 

季節の変わり目に多いギックリ腰や寝違えなどは予防することもできます。

骨盤の歪みや悪い姿勢がある上に寒暖差が加わることで怪我のリスクが高くなります。

ですから、日ごろからご自身の体を良い状態でキープ出来ていれば、予防出来る怪我はたくさんあります。

  ●ストレッチをする

  ●お風呂に浸かる

  ●運動の前後にアップとクールダウンを行う

  ●仰向けで寝る(高い枕は使用しない)

  ●顔を洗うときは腰だけ曲げるのではなく膝を曲げる

このようなことを気を付けながら生活するだけでも、ギックリ腰などの急性期の怪我のリスクを下げる事ができます。

骨盤の歪みや悪い姿勢を矯正すれば、更に予防になります。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、ギックリ腰、寝違えの施術・再発予防のメンテナンスなども行っています。

気になる症状がある、以前に怪我をしたことがある、毎年怪我が恒例になっている方など、お気軽にご相談下さい。

 

 

五十肩の原因ってなに?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年10月19日

こんにちは。

府中市 多磨駅西口徒歩1分の「スポルト鍼灸整骨院 多磨駅」です。

 

今回は「五十肩」のお話しです。

現在は40代で症状が出ることも多く「四十肩」とも呼ばれるようになりました。

 

 

五十肩の痛みの経過

まず、五十肩の症状ですが、痛みの状態は3つの時期に分けられます。

 

炎症期

最初は肩が動かしづらく、重だるさなど首や肩周りに違和感を感じ始めます。

数日後、肩を動かすと痛みが生じたり、又は何もしていなくても痛みを感じます。夜寝る時にも痛くて寝付けないほどの痛みを生じる場合もあります。

多くの方はこの時期を五十肩の症状として訴えるのではないでしょうか。

 

拘縮期

痛みや夜間痛が軽くなり、睡眠等には支障がなくなります。

しかし、肩関節を過度に挙げようとすると突っ張る感じがあり、痛みを感じます。

また痛みのため肩関節を動かさなくなり、痛みが消失する頃には、筋肉だけでなく関節自体も硬くなって可動域が狭くなります。

 

解氷期(回復期)

肩関節を動かしても余り痛みがなく、徐々に動かせるようになります。

いわゆる、回復に向かう時期です。

 

五十肩の原因は?

そもそも五十肩の原因は何なのでしょう?

整形外科を受診したり、整骨院や整体に行って、一回の治療で治るものなのでしょうか?

 

五十肩とは、肩関節周囲炎(関節痛)の一種で、多くは加齢に伴う肩関節の骨・軟骨・筋肉などの変性や癒着、柔軟性を失うことにより組織に炎症が起こるものと言われています。

しかしながら、痛んでいる部位や癒着する部分にも個人差があり、人によって病態が様々なため、はっきりとした原因が無いのも事実です。

石灰沈着性腱板炎、上腕二頭筋長頭腱炎、腱板断裂などを併発したりと、病状が長い方だと2年近く掛かってようやく腕が挙げられるようになる方も少なくありません。

 

 

 

また皆様に勘違いして欲しくない事として、五十肩の原因と肩こりの原因は全くの別ものだという事です。

肩こりの原因は、姿勢不良による筋緊張や血行不良、運動不足、筋肉疲労で、ハリ感や重だるさ、痛みを感じます。

五十肩の原因は、上記の通り、老化による「炎症」です。

筋肉が硬くなっているだけではなく、筋肉自体に明らかな損傷があります。

さらに、その回復する過程においても筋肉や筋膜などが関節・骨に癒着する事があるので、余計に可動域が狭まります。

体操選手ですら毎日のストレッチを続けて、あのしなやかな身体を手に入れているのに、1回のストレッチや治療で痛みが取れて肩関節の可動域が戻るはずもありません。

 

 

五十肩の原因は加齢だけでなく、日常生活での姿勢不良からくる肩甲骨の位置異常や左右の荷重のアンバランス、常に肩関節周囲に負担をかけながら生活していた事が原因で炎症を起こしている場合もあります。

筋肉の拘縮に対して鍼灸治療はとても有効ですが、肩甲骨の位置や身体のバランスが悪いと、肩関節自体の可動域が悪く、完治しにくかったりします。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、五十肩の痛み・肩関節の可動域制限に対して鍼灸治療は勿論のこと、肩甲骨の位置異常の根本原因にアプローチする「根本治療」も行っております。

五十肩でお悩みの方は、是非一度ご相談ください。

 

スポーツ障害の予防〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年09月30日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

 

前回に引き続き、スポーツ障害についてお話しします。

 

 

下肢のスポーツ障害

 

ジャンパー膝

バレーボールやバスケットボールなどでジャンプやランニングを繰り返すことで、膝蓋骨を中心に疼痛、腫脹、骨性隆起などが見られます。

「大腿四頭筋腱と膝蓋骨上端の境界部」「膝蓋骨下端と膝蓋腱との境界部」「膝蓋腱部の障害」に分類されます。

 

ランナー膝

ランナー膝はランニングのし過ぎによって生じる慢性膝関節痛の総称です。

長距離のランニングは膝関節周囲に様々な疼痛をもたらし、原因が不明の疼痛が多く見られます。

 

有痛性分裂膝蓋骨

膝蓋骨は骨化核が2つ以上存在し、本来成長に伴って癒合して1つの膝蓋骨になりますが、成長後もそのまま癒合しないことがあります。

多くは無症状ですが、ランニングやジャンプなどによって疼痛が出現した場合を有痛性分裂膝蓋骨と呼びます。

症状としては、分裂部に運動時痛、圧痛、骨性隆起がみられます。

 

腸脛靭帯炎

膝のO脚や発育期で腸脛靭帯が緊張している人や大腿骨外側上顆が突出している人では、長距離走における膝の屈伸で腸脛靭帯と大腿骨外側上顆が摩擦を起こします。

この部分に運動痛や圧痛をきたし、男性に多く見られます。

 

 

シンスプリント

シンスプリントはスポーツにより下腿中央~下1/3部の脛骨の後内方、前脛骨筋部、骨間膜などに疼痛が生じ、安静により軽快する疼痛性症候群です。

脛骨内側部に沿って強い圧痛と腫脹を伴う場合、ランニング時のヒラメ筋や後脛骨筋、長母趾・趾屈筋などの強い収縮や足関節の回内運動に原因があります。

 

アキレス腱炎(アキレス腱周囲炎、アキレス腱付着部炎)

長距離ランニング、ダッシュ、ジャンプなどによるアキレス腱への繰り返しの負荷により発生する使い過ぎ症候群です。

発生の平均年齢は肉離れより高く、加齢による腱の変性が関連しています。

運動の始めや運動後にアキレス腱またはその付着部に疼痛を生じます。アキレス腱のストレッチやつま先立ちでも疼痛、圧痛、腫脹が見られます。

 

足底筋膜炎・足底腱膜炎

足底には足底筋膜があり、足のアーチを支えたり、関節を固定したり、ランニングやジャンプ時の衝撃吸収と蹴り出しに関与しています。

使い過ぎによって炎症を起こし、起立時、階段昇降時、ランニングやジャンプ時に足底部(踵付着部)に疼痛があります。

扁平足やハイアーチ、下腿三頭筋の柔軟性の欠如、足内反筋群の疲労や筋力低下などで起こります。

 

 

スポーツ障害は未然に防ぐことが出来ます。

症状が出た後でも、早期に施術を開始することで早期の競技復帰が可能です。

スポーツ障害の施術はスポルト鍼灸整骨院 多磨店にお任せください。

 

スポーツ障害の種類〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年09月20日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

 

今年の夏休みは部活や大会などで忙しい日々を送った学生さんも多いかと思います。

今回は学生に多いスポーツ障害について、いくつかピックアップしてお話ししていきます。

 

 

疲労骨折

疲労骨折は繰り返し加わる外力によって、骨の表面的な損傷からやがて明らかな骨折が生じるものです。

10代の男子に多く、全身に広く発生しますが、特に脛骨や中足骨など下肢に多く発生します。

 

脛骨疲労骨折

脛骨下1/3部での発症が多く、陸上競技やバスケットボール・バレーボールなどジャンプ種目で多く発症します。

下肢のストレッチや足底部のマッサージで予防が可能です。

 

中足骨疲労骨折

ランニングやジャンプで繰り返し加わる力で発生し、陸上競技、バスケットボール、バレーボール、剣道などで多く見られます。

特に第2、3中足骨の骨幹部に多くみられ、第5中足骨の疲労骨折はジョーンズ骨折と呼ばれ、手術が必要になる場合もあります。

 

 

骨端症

成長期は骨が完全に固まっておらず、成長のための骨端線が存在します。その骨端線への圧迫力や牽引力など機械的刺激が加わることで骨端症を発症します。

 

オスグッド・シュラッター病

膝下に付着する膝蓋腱の牽引力が繰り返し加わって発症します。

膝下の脛骨粗面部の骨端症で、運動時痛と圧痛があり、骨性の隆起が起こります。

スポーツを活発に行う発育期の男子に好発します。

 

セーバー病(シーバー病)

8〜12歳の男子に多く、体操や剣道などの素足で行うスポーツや、サッカー、ランニングなどで踵骨骨端部に発生します。

アキレス腱付着部を中心にした踵骨部に運動時痛があります。

踵の骨端部の骨化は、女子で7〜8歳、男子で10〜11歳から始まり、15〜18歳位で完成します。

 

 

肩関節・肘関節のスポーツ障害

 

インピンジメント症候群

肩の使い過ぎにより、上腕を挙上したときに70~120度位で肩関節に痛みが生じます。

病因としては上腕骨大結節、小結節、棘上筋、上腕二頭筋腱などの筋・腱の挟み込みや衝突が原因で炎症や変性が起こります。

特に棘上筋腱板には血行の乏しい部位があり、使い過ぎが続くと腱板の部分断裂や完全断裂が生じることもあります。

 

野球肩

野球肩は投球動作を繰り返すことによって肩関節構成体が損傷されて痛みが生じる総称です。

筋肉や腱、関節包などが障害されて起こります。

同様のことがクロールやバタフライなどの水泳競技にもみられ、特に「水泳肩」と呼ばれます。

発育期の野球選手が過度の投げ込みを行ったときに上腕骨の骨端線が離開することがあり、リトルリーガーズショルダーと呼ばれます。

 

上腕骨外側上顆炎(テニス肘)

手関節の背屈筋群の使い過ぎによって起こる筋の付着部炎で、上腕骨外側上顆部に圧痛がありますが、レントゲンでは異常が見られません。

テニス以外に日常生活動作でも発症し、女性に多く見られます。

前腕部のストレッチ、PC作業が多い方ではアームレストなどで予防できます。

 

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店は学生の皆さんもサポートしています。

スポーツ障害は身体のメンテナンスで予防が出来たり、早期の競技復帰が可能です。

「痛みがあるけど練習を休みたくない」「試合が近いのでメンテナンスをして欲しい」「以前怪我したことがあるので予防方法を教えて欲しい」など、お気軽にお問い合わせください。

骨盤矯正で歪みにアプローチ〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年09月20日

こんにちは。

府中市 多磨駅東口徒歩1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

今回は「骨盤矯正」についてお話しします。

 

 

骨盤矯正にはどのような効果があると思いますか?

骨盤矯正と聞くと腰痛にしか効かないようなイメージが強いかも知れませんが、実はそうではありません。

首や肩のコリ、膝の痛み、むくみなど、骨盤から遠い場所の不調にも効果があります。

今回は、なぜ首・肩のコリなど腰部以外にも効果があるのか解説していきます。

 

骨盤が歪む原因は?

まず、骨盤はなぜ歪んでしまうのでしょうか?

骨盤が歪む原因の中でも代表的なものを3つお伝えします。

 

筋力の低下

地球には重力が存在し、私達の身体には重力に対して無意識に姿勢を維持する・立っていられるようにバランスを保持する筋肉が存在しています。

それらを抗重力筋と呼びます。

他の筋肉の筋力低下も原因の1つにはなりますが、抗重力筋の機能が低下すると身体の軸となっている背骨や骨盤を支えられず、骨盤に歪みを生じてしまいます。

 

左右の筋肉の不均衡

筋力の低下も原因となりますが、左右のアンバランスも歪みを生じます。

身体は骨盤を基軸として全体のバランスを保持していますが、骨盤は首・肩・背中・腰・大腿部の筋肉など、様々な筋肉の付着部にもなっています。

利き手・利き足がある様に、どうしても無意識のうちに左右で筋肉の使用量に違いが生じます。

筋肉の凝りや張りにも左右差があります。

骨盤に掛る負担も左右で違いが生じ、引っ張る力が強い方へと傾いて歪みが生じます。

 

日常生活の姿勢による歪み

職種は様々ですが、例えば長時間のPC作業、運転での猫背・巻き肩、バックをいつも同じ側の肩へかける、脚を組む癖など、日々の姿勢不良は徐々に身体の傾きに繋がります。

その傾きを通常の姿勢と脳が記憶し、楽な体制を作ろうとして骨盤に左右差をつけてバランスをとろうとします。

 

 

骨盤を歪ませる原因は、腰部の筋肉だけでなく全身の筋肉が関係しています。

ですから骨盤矯正はお身体全体の症状に効果があるのです。

また、筋肉に問題が無くても日常の姿勢不良で骨盤に歪みが生じ、左右の筋肉に負担を掛けることで痛みや重だるさが生じてきます。

歪みが身体に定着してしまうと、痛みが出ている部分だけの施術ではすぐに元の常態に戻ってしまいます。

根本的な改善には原因となっている部分の施術とともに、骨盤矯正で全身のバランスを整え、骨盤の左右差を調整する事が大切です。

痛みの部位は同じでも、身体の歪み方はそれぞれ違うため、アプローチ方法も変わります。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、お一人お一人の症状に合わせて骨盤矯正、筋膜リリース、ストレッチ指導など、痛みの根本原因にアプローチする「根本治療」を行なっています。

首・肩のコリ・腰痛などお体の不調でお悩みの方は、是非一度ご相談ください。

 

シビレが発生するメカニズムは?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年08月29日

こんにちは!

府中市 多磨駅東口1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

今回は『シビレのメカニズム』についてお話ししていきます。

 

正座とシビレ

正座を長い時間すると足がシビレて立てなくなったり、歩けなくなったことは誰でも経験があると思います。

では、なぜシビレるのか?

正座の時のシビレのメカニズムついてです。

人は脳から脊柱の中を通る脊髄がつながっています。その脊髄から手や足など末梢に行く神経(末梢神経)が出ています。

正座によって体重で下半身が圧迫され、血管や末梢神経が圧迫されて酸素が不足することでシビレが起こります。

このまま正座を続けてしまうと末梢神経の機能が低下してしまうので、シビレが起きると言うことは身体の機能を保つ防御反応の1つとも言えます。

 

そもそもシビレとは何か?

先ほど正座でのシビレのメカニズムについてお話ししましたが、もう少し詳しくお話ししていきます。

皮膚の感覚は表在覚と言われ、触っている感じがわかる「触覚」、痛みがわかる「痛覚」、熱いや冷たいがわかる「温度覚」からなります。

その触覚、痛覚、温痛覚などの感覚の異常をシビレと感じます。

シビレの原因となる疾患は、神経障害性と非神経障害性に大きく二つに分けられます。

 

【神経障害性】

  末梢神経系:絞扼性神経障害、糖尿病性神経障害、膠原病など

  中枢神経系(脊髄):ヘルニアなどの脊髄圧迫、脊髄空洞症、ビタミンB12欠乏症など

  中枢神経系(脳):脳血管障害、脳腫瘍、脱髄疾患など

【非神経障害性】

  循環障害、貧血、過換気症候群など

 

人によっては運動神経の障害(運動麻痺)による震えをシビレとして感じることもあり、また感覚障害が運動麻痺に先行して生じる疾患もありますので注意が必要です。

 

 

シビレはすぐには改善しない?

長時間の正座で足がシビレてしまった後、正座を崩しても直ぐにシビレが取れて元に戻らないと思います。

同様に、胸郭出口症候群などの絞扼性神経障害や椎間板ヘルニアなど、神経を圧迫や絞扼している期間が長ければ長いほど、シビレの原因が改善してもシビレ自体が消失するまで時間がかかります。

当整骨院でも痛みで来院される方は多いですが、シビレは痛みよりも我慢出来るからか、症状が出始めてから時間が経って来院される方が多いです。

もちろんすぐに改善するシビレもありますが、早めに施術を開始すればするほど早く症状が改善します。

 

 

スポルト鍼灸整骨院のシビレに対する施術

上記で述べたように、シビレの原因は疾患によって様々です。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、骨盤・骨格矯正、筋膜リリース、神経調整(鍼灸治療)を組み合わせて施術をしていきます。

患者様お一人お一人の症状に合わせた「オーダーメイド施術」ですので、初診時の問診では1時間ほどお時間を頂戴します。

気になるしびれなどの症状がある方は、是非ご相談下さい。

 

シンスプリントの原因とは?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2022年07月28日

こんにちは。

府中市 多磨駅東口1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

今回は『シンスプリントの原因』についてお話ししていきます。

 

 

そもそもシンスプリントとは?

そもそも、「シンスプリント」とはどのような疾患かご存知でしょうか?

膝下の脛骨という骨にある骨膜や筋膜、軟部組織が炎症を起こし、痛みが発生するスポーツ障害のひとつで、別名「脛骨過労性骨膜炎」とも呼ばれています。

運動時や運動後にスネの内側の中央から下方1/3にかけてズキズキとした痛みが生じる場合が多く、他にも鵞足部と呼ばれるスネの内側上部に痛みが出るパターンや前脛骨部と呼ばれるスネの前面に痛みが出るパターンなどもあります。

鑑別の必要な疾患としては、脛骨疲労骨折、コンパートメント症候群などが挙げられます。

 

シンスプリントの症状は大きく4段階のステージに分けられます。

  Stage1:痛みはあるがウォーミングアップをすると消失する。

  Stage2:ウォーミングアップにより痛みは消失するが、運動終了近くになると痛くなる。

  Stage3:日常生活に支障はないが、運動中に常時痛みがある。

  Stage4:局所の痛みは常に存在して、日常生活にも支障がある。

 

どんな人がシンスプリントになりやすいの?

シンスプリントは「使いすぎ症候群」と呼ばれる筋肉のオーバーユースのひとつで、長距離ランナーやジャンプ動作が多いバスケットボール選手に多く見られ、シーズンの初めや新人選手が急にハードなトレーニングを始めた時などに発症しやすくなります。

年齢層は12歳〜16歳の若い世代が多く、男性より女性の方が約1.5〜3倍多いと言われています。

他にも硬いグランドや路面での練習、下肢の形成異常(O脚、X脚、回内足、扁平足など)、足首の柔軟性の低下や下肢の筋力不足、足部の疲労による衝撃緩衝能力の低下などが原因となります。

 

 

シンスプリントの施術

患部だけの施術では、一時的に症状は軽減しますが根本的な改善にはなりません。

また運動を行うと痛みが繰り返し出てくるので、当整骨院では根本治療をオススメしております。

根本治療とは、お身体全体の状態を診させて頂き、シンスプリントの原因となっている足の負担を取り除いていく治療です。

お1人お1人に合わせた個別の施術プログラムを作成して行うオーダーメイド施術です。

痛みの再発を防ぐため、お体の正しい使い方やストレッチ、トレーニング方法なども十分に行っています。

シンスプリントでお悩みの方は、是非一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談下さい。

 


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