ヘルニアがあっても腰痛は改善する?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」〉

2021年12月13日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

寒くなってきましたが、体調など崩されていませんか?

気温が下がると身体の不調や痛みが出やすくなりますので、ご自愛ください。

今回は当整骨院でも多く見られる「ヘルニア」についてお話ししていきます。

そもそもヘルニアとは?

体を支えている背骨は、「椎骨」と呼ばれる小さい骨とクッションの役割を果たす「椎間板」からなります。

椎骨には穴が開いていて、その中を脳から伸びた「脊髄」が通り、脊髄からは手足などの感覚や運動を司る「末梢神経」が派生しています。

衝撃などの原因により、クッションの役割を果たしている椎間板の中身が飛び出してしまい、末梢神経や脊髄を圧迫することで椎間板ヘルニアが起こります。

 

ヘルニアはどこに起こるのか?

椎間板ヘルニアの多くは、脊柱でも動きの多い頚部と腰部で起こりやすく、それぞれ「頚椎椎間板ヘルニア」「腰椎椎間板ヘルニア」と呼ばれます。

頚椎椎間板ヘルニアの場合は頚部の痛みだけでなく、頚から出る腕や手指の神経を圧迫するため、腕の方にも症状が現れます。

腰椎椎間板ヘルニアの場合も腰部の痛みだけでなく、下肢に関係ある神経が障害されて下肢にも症状が現れます。

 

腰椎椎間板ヘルニアの原因は?

スポーツや労働などの力学的負荷が原因となることが多いため、20〜40歳代の男性に見られることが多く、頸椎椎間板ヘルニアと比べて比較的に若年者に起きやすい傾向があります。

突然発症する場合もいれば、ジワジワと慢性的に発生する場合もありますが、どちらも共通して腰痛だけでなく下肢への放散痛や痺れを伴います。

 

 

腰痛とヘルニアについて

前置きが長くなりましたが、「ヘルニアがあっても腰痛は改善するのか?」についてお話ししていきます。

結論から言うと、「改善します」

そもそもヘルニアは腰痛の原因になっていないことが多いです。

腰痛の無い人を対象にMRIなどによるヘルニアの検査をしたところ、腰痛が無いのにも関わらず腰椎椎間板ヘルニアが発見された方が多いというデータがあります。

それほど腰椎椎間板ヘルニアは身近に起こるものです。

では、なぜ腰椎椎間板ヘルニアがあっても腰痛が無いのか?

それは、腰椎椎間板ヘルニアが腰痛の原因になってなっていないことが多いからです。

では、何が原因なのか?

腰痛があり、腰椎椎間板ヘルニアと診断された方の腰痛の原因の多くは、姿勢不良からくる筋緊張による腰痛です。

姿勢不良の原因は、筋力不足、柔軟性の欠如など様々です。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の患者様でも、ヘルニアがあっても症状の改善された方が何人もいらっしゃいます。

改善された方の中には、病院で手術を勧められた方もいらっしゃいます。

腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方は、一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談下さい。

※腰椎椎間板ヘルニアにより、排尿・排便障害、下肢の痺れや麻痺が強い方は手術が望ましい場合もあります。

 

外国人は肩がこらない⁈〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉

2021年12月7日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

今回は「肩こり」についてお話しさせて頂きます。

 

 

皆さんは、肩がこりますか?

厚生労働省が統計を取っている国民生活基礎調査では、女性の自覚症状ダントツ1位は「肩こり」です。(男性は1位が腰痛、2位が肩こり)

多くの人が肩こりを訴えている中で、「どうせ改善できないでしょ⁈」「改善してもまた戻ってくるでしょう?」と思っている方はいませんか?

そんな方は、ぜひ最後まで読んでみて下さい。

 

 

外国人は肩がこらない⁈

まずはじめに、「肩こり」という言葉は日本でしか使われていない言葉で、外国には存在しないのをご存知ですか?

英語では「Stiff Shoulder」や「Stiff Neck」と表現できなくもないのですが、「肩こり」を明確に表す単語はありません。

外国人はなぜ肩が凝らないのか? その理由は大きく2つあります。

 

【骨格や筋肉量の違い】

特に欧米人は日本人に比べて体格が大きく、筋肉量も多くあります。

人間の頭の重さはおおよそ5〜6キロありますが、体格が小さく、筋肉量も少ない日本人は、その重い頭を一日中支えているだけで肩こりや首の凝りが起こります。

なで肩の場合は、なおさら首や肩への負担が大きくなります。日本人になで肩が多いという点も日本人に肩こりが多い原因の一つと言えます。

 

【ライフスタイルや仕草の違い】

最近は畳の生活は少なくなって来ているものの、生活の中でお辞儀をしたり、話す際にうなずいたり、首を縦に振ったり傾けたりなど、外国人に比べて日本人は上半身だけを使う動作が多いのも原因と考えられます。

 

この他にも、運動不足やストレスによっても肩こりや首の凝りは起こります。筋肉を使わないと硬くなり、血流の滞りから凝りや痛みを引き起こします。

 

 

スポルト鍼灸整骨院の肩こり施術

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、患者様お1人お1人の症状に合わせて施術の個別プログラムを作成しております。

お身体全体のバランスを確認させて頂いた上で、バランスを整える「骨盤矯正」、筋肉の凝りを緩和する「筋膜リリース」、この2つを組み合わせた根本改善治療をお勧めさせて頂いております。

硬くなった筋肉だけにアプローチするマッサージだけでは根本的な改善はされません。

骨格の歪みは身体の土台である骨盤の歪みに原因があることがほとんどで、歪みを矯正せずに筋肉だけ緩めても直ぐ戻ってしまいます。

そのほか、硬くなった筋肉を緩め、自律神経にも働きかける「鍼灸治療」も効果的です。

根本治療と鍼灸治療を組み合わせることで、より効果を感じて頂くことができます。

 

肩こりのある生活を終わりにしませんか?

肩こりにお悩みの方は、是非スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談ください。

 

耳鳴りの原因はなに?〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉

2021年11月25日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

気温の変化が激しい季節になりましたが、体調を崩したりしていませんか?

今回は「耳鳴りの原因」についてお話ししていきます。

 

 

耳鳴りでお困りの方は一体どのぐらいいるのでしょうか?

データによると、先進国では人口の10〜15%が耳鳴りを感じると訴えているそうです。

日本人では約1200万人が耳鳴りを感じている計算になり、非常に多くの方が耳鳴りに悩まされていると推察できます。

特に高齢者では聴力の低下と共に30%の人が耳鳴りを訴えており、聴こえる音も「キーン」「ジー」「ブーン」「ゴー」など様々です。

 

耳鳴りの原因は?

耳鳴りにも様々な原因がありますが、難聴を伴うケースも非常に多くあります。

難聴を引き起こす原因としては、内耳の問題に起因する「メニエール病」や「突発性難聴」、また中耳炎や耳垢が詰まってしまうなど、中耳や外耳の異常からくる難聴もあります。

難聴を伴わない耳鳴りの場合、耳以外に原因がある事も多く、更年期障害や高血圧、低血圧、高脂血症、またストレスや老化が原因になる場合もあります。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の耳鳴り施術

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、耳鳴りに対して鍼灸治療によるアプローチを行っています。

患者様の状態に応じて、ツボを応用した施術や筋肉・筋膜に対するアプローチを行い、頭部や耳周辺の血量を増やして耳鳴りの原因に対する根本的な施術を行います。

ストレスなどからくる心因性の耳鳴りは自律神経の乱れに原因がある場合も多く、鍼灸による自律神経の調整も行っています。

自律神経が乱れると、耳鳴り以外に頭痛や便秘、下痢、全身のダルさなど様々な不定愁訴も現れますので、出来るだけ早期の適切な施術が大切です。

 

 

自律神経の乱れは姿勢の乱れからも引き起こされます。

自律神経は脊柱と呼ばれる背骨から出ていますので、普段から猫背や反り腰の人は自律神経が乱れやすい傾向にあります。

姿勢の乱れは、身体の土台である骨盤の歪みに起因する場合がほとんどで、骨盤を正しく矯正することで姿勢の乱れが整い、最終的には自律神経も調整されます。

当整骨院では、骨盤の歪みを整える骨盤矯正や筋膜リリースを中心とした根本治療も行なっていますので、鍼灸治療と組み合わせてアプローチすることでより高い効果が期待できます。

耳鳴りでお困りの方は、スポルト鍼灸整骨院 多磨店にお気軽にご相談ください。

 

知らないと怖い「脊柱管狭窄症」〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉

2021年10月19日

ブログをご覧の皆さんこんにちは!

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

 

皆さんは「脊柱管狭窄症」について、どういうイメージをお持ちですか?

「脊柱管狭窄症」は高齢者がなる疾患、自分とは関係ない、痛みがないから大丈夫、etc…

色々あるとは思いますが、一度リセットしてから読んで下さい!

 

 

まずは「脊柱管狭窄症」の症状についてご説明します。

脊柱管狭窄症は大きく分けると、「神経根型」「馬尾型」「混合型」の3つがあります。

神経根型

脳から出ている脊髄は脊椎と脊椎の間から左右に二本の枝を出しています。

腰部では臀部から下肢にかけてを支配する運動神経と知覚神経、二つの神経が出ています。

その神経が障害される場合、左右どちらか片方が圧迫・障害されるため、症状も障害されている側のお尻や足に痺れが出ることが多いのです。

 

馬尾型

脊髄の終末部分、つまり終わりの所から馬の尻尾のように沢山の細い神経が出ています。

それが「馬尾神経」です。

この神経が障害されて症状が起こる場合、多くが両方の足に痺れが出ます。

また、馬尾神経の中でも腸や膀胱につながる神経系が阻害されると排尿・排便困難といった膀胱直腸障害を起こします。

 

混合型(神経根型+馬尾型)

神経根型、馬尾型、二つの症状を合わせ持つのが混合型です。

 

また、頚部で狭窄が起こったものを「頚部脊柱管狭窄症」といい、首から腕にかけての強い痺れや、腕や指先に力が入りづらいなどの症状が出ます。

腰部の「脊柱管狭窄症」では、腰痛や間欠性跛行(かんけつせいはこう)などの症状が出ます。

間欠性跛行とは、数十メートル歩くと痛みや痺れの症状が現れ、前かがみの姿勢で緩和するを繰り返す症状です。この症状はバージャー病、閉塞性動脈硬化症などの疾患でも出るので注意が必要です。

 

 

では、「脊柱管狭窄症」の原因は何でしょう?

原因は色々ありますが、特に気をつけなければいけないのが普段の姿勢です。

例えば、歩く時や座っている時に前かがみの姿勢になってしまっている、寝ている時の不自然な姿勢など、重心が左右に偏ってしまうことで筋肉のバランスも変わってしまいます。

もちろん筋肉のバランスが悪くなったからといって、すぐに骨格が歪んでしまうことはありません。

その前に腰痛などの症状がでる場合がほとんどです。

痛みは単なる筋肉のコリから起こるわけではなく、筋肉内部を走行している血管や神経を圧迫したり、または引き伸ばされることで発生します。

人は痛みがあれば、痛くない姿勢を探します。楽なポジションを探して不自然な姿勢をとってしまいます。

でも、それが骨格にとって良い姿勢とは限りません。

つまり、このような痛みのサイクルの延長線上に「脊柱管狭窄症」という疾患が待っているのです。日々の不良姿勢から徐々に「脊柱管狭窄症」へと進行していくのです。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、「骨盤矯正」「筋膜リリース」「神経調整」を組み合わせた「脊柱管狭窄症」の施術を行っています。

 

五十肩・四十肩の原因について〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉

2021年10月7日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

今回は五十肩・四十肩の原因についてお話ししていきます。

 

 

五十肩・四十肩とは?

五十肩・四十肩は全人口の2〜5%が罹患し、特に女性に多いです。

別名「肩関節周囲炎」とも言われ、中年以降に明らかな原因がなく肩の痛みと可動域の制限が生じる疾患で、肩関節の構造物の加齢による衰えから炎症が起こり発症します。

 

五十肩・四十肩の状態は大きく3つに分けられます。

【炎症期(急性期)】

肩周囲の疼痛が最も強い時期です。

何もしていない時の痛み(安静時痛)、肩を動かした時の痛み(運動時痛)、夜寝ている時の痛み(夜間痛)も出現します。

【拘縮期(慢性期)】

拘縮が中心となる時期で、肩関節全ての方向に運動制限がみられます。可動域が減少するためめ、動かせる範囲内で日常生活をするようになり、髪の毛を洗う動作や腕を腰の後ろに回す「結帯動作」などが不便になります。

【解氷期(回復期)】

拘縮が次第に改善してくる時期で、可動域制限が緩和されはじめ、夜間痛も減少していきます。

これらの3つの周期を経て肩関節の状態は回復していきます。個人差はありますが、回復期間に半年から約1年、中には2年以上かかる場合もあります。

 

五十肩・四十肩の原因は何?

前述の通り、原因については未だハッキリ分かっていません。

ですが、五十肩・四十肩になる人の多くは猫背や巻き肩になっているなど、姿勢の乱れや肩周りの筋肉の硬さ、肩甲骨の動きの制限が顕著に現れています。

このような要因が肩関節に負荷をかけて痛みをさらに強くしたり、可動域の制限を誘発しているのは事実です。

 

五十肩・四十肩になったら、どうすればいいの?

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」では、しっかりと一人一人カウンセリングを行った上で個別の施術プログラムを作成し、根本原因にアプローチさせていただきます。

姿勢の乱れや筋肉の硬さは骨格の歪みによるものがほとんどです。

それも身体の土台である骨盤の歪みから起こってきます。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、骨盤の歪みを確認して、身体全体のバランスを整える骨盤矯正、筋膜リリースにより筋肉の硬さを取っていく根本治療をオススメしています。

状態によっては超音波による施術や鍼、お灸を使ったアプローチを併用することで、より変化を実感頂くことができます。

施術だけでなく、自宅で出来るセルフケアの方法や運動指導なども一緒ご指導いたします。

五十肩・四十肩にお困りの方は、一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にお気軽にご相談下さい。

 

 

首から手にかけてのシビレの原因は?〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉

2021年09月27日

こんにちは。

府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院 多磨店」です。

季節の変わり目で体調を崩しやすくなってきてますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

今回は首から手にかけてのシビレの原因についてお話ししていきます。

 

 

シビレはどういう時に起こるのか?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院」〉

シビレの原因は末梢神経の絞扼によるもの、免疫疾患によるもの、ビタミン欠乏や糖尿病などの代謝性疾患によるもの、神経障害によるものなど原因は様々です。

頸椎椎間板ヘルニア

30〜50歳代の男性に多く、首から手にかけての痛みやシビレ、首の可動域制限が見られます。

症状が進行すると指先が上手く使えず細かな作業が出来なくなる、四肢の感覚障害、膀胱直腸障害などが見られるます。

MRIで診断し、頸椎の椎間板が突出し、神経を圧迫する疾患になります。

 

胸郭出口症候群

上肢の重みによる神経の牽引を主な原因とする牽引型と、胸の部分で神経と血管を圧迫を原因とする圧迫型、及び混合型とがあります。

牽引型は首が長く、なで肩の20〜30歳代の女性に多く、圧迫型は筋肉質の30歳代の男性に好発します。

症状は首から手にかけてのシビレや痛み、肩こり、握力低下、手の冷感、腕のだるさなどが見られます。

首から手にかけてではなく肘下から指先のしびれの原因は他にも正中神経麻痺(手根管症候群、回内筋症候群)、尺骨神経麻痺(ギヨン菅症候群、肘部管症候群)橈骨神経麻痺などもあります。

 

免疫疾患

ギランバレー症候群やニューロパチーなどがあげられます。

病院での血液検査で診断がつきます。

症状は首から手にかけてのシビレの他に筋力低下、感覚が鈍くなる、発汗の調節ができなくなるなどの症状が現れます。

 

ビタミン欠乏症

ビタミンB12が足りなくなると手足のシビレや痛みの他に、食欲不振、便秘、疲れやすくなったり、貧血などの症状が現れる事があります。

ビタミンB12は胃で吸収されますが、50代を過ぎると胃酸の分泌が減少する事があり、吸収率が下がりビタミンB12が不足しやすくなります。

 

糖尿病

糖尿病の合併症で多いのが「神経」「目」「腎臓」の障害です。

神経障害は感覚神経障害と自律神経障害が糖尿病でみられます。

首から手にかけてのシビレだけでなく足先のシビレや冷え、感覚が鈍くなったり、ピリピリした神経痛が現れます。

 

当院の施術方法は?〈府中市の整骨院「スポルト鍼灸整骨院」〉

上記で述べた疾患の内、施術ができるのは運動器疾患です。

免疫疾患、糖尿病などの代謝性疾患などの首から手にかけてのシビレだけでなく体の異常がある場合は一度専門病院受診をお勧めします。

頸椎椎間板ヘルニアや胸郭出口症候群などと診断されている方でも、当整骨院の根本治療で体のバランスを整えることで症状が緩和することがありますので一度お問い合わせ下さい。

その他、鍼灸治療も有効です。

 

 

坐骨神経痛の原因は?〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉 

2021年09月15日

こんにちは。

府中市多磨駅近くにありますスポルト鍼灸整骨院多磨店です。

今回は当整骨院の患者さんでも多く見られる「坐骨神経痛」についてお話ししていきます。

 

坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛は傷病名ではなく下肢にある坐骨神経が障害されて臀部から足にかけての痛みや痺れが起こる状態を言います。

ですから、一概に坐骨神経痛と言っても程度や障害箇所によって身体の状態は様々です。

坐骨神経痛の主な症状

臀部から下肢後面〜下腿側面の痛みや痺れが主症状です。

 ・お尻から足にかけて痛みがある

 ・腰を反ると腰や足に痛みや痺れが出る

 ・長時間立っている事が辛い

 ・長い時間歩くと辛く歩けないが休憩すると歩けるようになる

 ・長い時間座っていると臀部が痛くなる

など、どれか一つでも当てはまるものがあれば坐骨神経痛の疑いがあります。

 

坐骨神経痛の原因は?

脊柱管狭窄症

中高年に好発し徐々に症状が進行します。

おしりから下肢にかけての痺れや痛み、脱力、間欠性破行(歩くと症状が強くなり、少し休むと状態が改善して歩けるようになるが、長い時間続けては歩けない状態)が見られます。

重症の場合は排尿障害も見られる事があります。

脊柱管狭窄症の原因の多くは加齢による退行性変性です。背骨にある椎間板が加齢とともに潰れ変形性脊椎症や脊椎すべり症を起こし、脊髄の通り道である脊柱管を狭窄します。

その他、脊椎分離症・脊椎分離すべり症、骨代謝疾患や先天性によるものが原因になります。

 

腰椎椎間板ヘルニア

20〜40歳代の男性に多く発症し、腰痛や腰の可動域制限があります。片側下肢の放散痛や感覚障害、脱力、痺れ、重症だと排尿障害も見られます。

腰椎椎間板ヘルニアはMRIで診断がつきます。

椎間板潰れ突出することにより神経が圧迫され症状が現れます。

腰椎椎間板ヘルニアの原因はスポーツや労働などの力学的な負荷が原因となることが多いです。

前屈時に状態が増悪しやすいのが特徴です。

 

梨状筋症候群

臀部にある梨状筋により坐骨神経が絞扼され、臀部痛や下肢の痛みや痺れをきたします。

梨状筋の筋緊張によるものが原因として多いです。

重症になると爪先が上げられず歩行障害(鶏歩)が見られることがあります。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店での施術方法は?

坐骨神経痛の原因は症状により様々ですが、体の土台である骨盤に歪みがあると症状が出やすくなります。

当整骨院では「根本治療」で施術していきます。

根本治療は骨盤矯正、頸椎矯正、筋膜リリース、運動指導など様々な施術方法を患者さんに合わせて行っていきます。

 

鍼灸治療の効果について〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉 

2021年09月8日

こんにちは。

府中市 多磨駅東口徒歩1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

今まで鍼灸についていくつかブログを書いてきましたが、鍼灸の効果について詳しくお話ししていなかったので、今回は鍼灸治療の効果について書いていきます。

 

 

そもそも鍼灸治療とは?

鍼灸治療には、字の通り「鍼」と「お灸」の2つの治療があります。

体に流れている「気」に働きかける東洋中医学的手法や、筋肉や神経などの運動器に対する現代西洋医学的手法など、さまざまなアプローチがあります。

 

鍼灸治療で対応できる体の状態は?

病気に対する鍼灸治療の効果とその科学的根拠を認める見解がNHI(アメリカ国立衛生研究所)やWHO(世界保健機構)から発表されています。

 

神経系疾患

神経痛、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠など

 

運動器系疾患

関節炎、リウマチ、頚椎捻挫後遺症、五十肩、腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)など

 

循環器系疾患

高血圧、低血圧、動悸、息切れなど

 

呼吸器系疾患

気管支炎、喘息、風邪および予防など

 

消化器系疾患

胃腸病(胃炎、消化不良、下痢、便秘)、胃十二指腸潰瘍など

 

代謝内分泌系疾患

糖尿病、痛風、貧血など

 

生殖、泌尿器系疾患

膀胱炎、尿閉、陰萎など

 

婦人科系疾患

更年期障害、生理痛、月経不順、冷え性など

 

耳鼻咽喉科系疾患

耳鳴り、難聴、メニエール病、鼻炎、蓄膿、扁桃炎など

 

眼科系疾患

眼精疲労、疲れ目、かすみ目、ものもらいなど

 

小児科系疾患

小児神経症(夜泣き、かんむし、消化不良、食欲不振)、小児喘息、夜尿症など

このようにさまざまな疾患に適応しています。

 

鍼灸治療による体への反応

では、実際に鍼やお灸をする事によって体にどのような効果があるのでしょうか?

鍼灸で体の一部を刺激すると、中枢神経(脳や脊髄)に鎮痛作用のある物質が放出され、この物質が痛みを伝える神経の通り道をブロックし、痛みを軽減してくれます。

また、鍼灸刺激は神経を刺激することによって血行が促進され、コリや疲労の原因となる物質を老廃物として排出する効果もあります。

鍼灸刺激は自律神経にも効果的に作用するので胃腸や心臓、血管などの働きも調整します。

さらに鍼を打ったり、お灸の熱刺激により、白血球の活動が盛んになり、免疫力の向上もみられます。

 

スポルト鍼灸整骨院 多磨店では、ツボを使った東洋中医学的考えと筋肉の硬い部分にアプローチする現代西洋医学的考えの2方向から施術を行います。

鍼は髪の毛程度の細さなのでほとんど痛みは感じません。お灸も「熱そう」と思われがちですが、熱さは調整できるのでご安心してください。

鍼灸治療は初めての方もいるかもしれませんが、お話をしっかり伺い、患者様の体の状態に合わせてアプローチしますので。慢性的症状やどこに行っても治らないような症状でも、一度ご相談下さい。

 

産後骨盤矯正はいつから始めたらいいの?〈府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉

2021年08月27日

こんにちは。

府中市 多磨駅東口徒歩1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

「産後骨盤矯正はいつから始めれば良いの?」という問い合わせがよくあります。

今回は産後骨盤矯正を始める時期についてお話しさせて戴きます。

 

通常の骨盤の歪みと産後の骨盤の歪みの違い

誰にでも起こりうる骨盤の歪みと産後の骨盤の歪みには違いがあります。

通常、骨盤の歪みの多くは姿勢の悪さから骨盤の歪みが形成されることが多いです。

普通に生活していても聞き手や利き足、斜め掛けの鞄、座った時に足を組む、仕事で同じ作業の繰り返しなど、体が歪んでしまう原因はすごく身近にあります。

それに比べて産後の骨盤の歪みは、上記に述べた原因の他に、出産ホルモン(リラキシン)の影響、出産時の骨盤の動き、妊娠してからの姿勢の変化、産後育児などによる姿勢不良などが原因にあげられます。

産後の骨盤の歪みに見られる体の状態は?

・ホルモンによる体質の変化

・体型の変化

  ぽっこりお腹、寸胴、お尻の垂れなど

・さまざまな痛みや症状

  肩こり、腰痛、仙骨痛、腱鞘炎、尿漏れ、頻尿、むくみなど

その他にも代謝不良、恥骨痛、イライラなど、体の変化は人によりさまざまです。

 

産後の骨盤の歪みはどうすればいいの?

出産後に骨盤ベルトを渡されることが多いかと思いますが、それだけでは産後の骨盤の歪みは治りませんし、矯正されることはありません。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の産後骨盤矯正は、従来のバキバキッ矯正とは全く違う、呼吸に合わせたソフトな矯正の仕方を用いて行います。

初めての方や少し抵抗がある方でも安心して矯正を受けて頂けます。

 

産後骨盤矯正はいつから開始すればいいの?

答えは『産後1〜2ヶ月後』が理想です。

というのも、産後直後は出産で大量に失った血液や傷口など修復している途中の為、体調がまだ不安定な状態にあります。

1〜2ヶ月程すぎるとその体調も安定してきますのでその後から開始すると良いと思います。

遅くても6ヶ月以内に始められると良いです。

 

帝王切開の場合産後骨盤矯正は効果があるの?

上記でも述べたように産後骨盤が歪む原因には出産時の骨盤の開きだけでなく、妊娠中の骨盤の歪み、ホルモンの影響、産後子育て中の姿勢不良などが関係します。

ですから、帝王切開で出産した方も産後骨盤矯正は必要です。

帝王切開で出産された方の場合、骨盤矯正を始める時期は通常と少し異なります。

帝王切開の場合、お腹に傷がある状態ですので、傷口がしっかり塞がってから産後骨盤矯正を始めます。

目安は産後2〜3ヶ月程経ってから始めるといいと思います。

※あくまでも目安になりますので傷口や体調と相談して始めて下さい。

 

産後骨盤矯正はどのくらいの期間が必要なの?

お腹の中の赤ちゃんが育つのと同様に10ヶ月かけて骨盤は歪みます。

産後骨盤矯正をしなかった場合はホルモンバランスと骨盤が安定し筋力が回復するまで最低でも10ヶ月はかかります。

スポルト鍼灸整骨院 多磨店の産後骨盤矯正は3週間から1ヶ月で開いた骨盤を引き締め、その後メンテナンスを行い約3ヶ月の骨盤矯正プログラムで骨盤を引き締めます。

1回矯正をしても正しい位置に骨盤はなりますが、またすぐに戻ってしまうので、繰り返し矯正を行うことで元に戻らない、再び痛くならない体作りを目指します。

ダイエットも同じで、一度痩せたからといって運動をしなかったり、暴飲暴食をしてしまうと直ぐ太ってしまいますよね。

骨盤も正しい位置になったのに、悪い姿勢やストレッチ不足が重なると、時間をかけてまた元に戻ってしまうので、メンテナンスも重要になってきます。

いつから矯正を始めれば良いのか以外でも、気になる事があればお気軽にお問い合わせ下さい。

 

骨盤矯正によって便秘は解消できるのか?〈 府中市 スポルト鍼灸整骨院 多磨店〉

2021年08月11日

こんにちは。

府中市 多磨駅東口徒歩1分のスポルト鍼灸整骨院 多磨店です。

日差しが強い日が続きまずが夏バテなどしていませんか?

今回は骨盤矯正と便秘の関係についてお話してさせて戴きます。

 

便秘はなぜ起こるの?

便秘は「機能性便秘」と「器質性便秘」の2つに大別され、更に機能性便秘は「弛緩性便秘」「けいれん性便秘」「直腸性便秘」の3種類に類別されます。

弛緩性便秘

腸の緊張が緩んで腸の運動(蠕動運動)が低下するため、大腸内に便が長くとどまり、水分が吸収され過ぎて硬くなるタイプの便秘です。

便秘の中でも頻度が高く、女性や高齢者に多いです。

運動不足や水分不足、食物繊維不足、腹筋力の低下、極端なダイエットなどが原因として挙げられます。

けいれん性便秘

副交感神経の過度な興奮により、腸が緊張し過ぎて便をうまく運搬できず、ウサギのフンのようなコロコロとした便になるタイプの便秘です。

便秘と下痢を交互に繰り返すことも多く、精神的ストレスや環境の変化、過敏性腸症候群などが原因として挙げられます。

直腸性便秘

便が直腸に達しても排便反射が起こらず、直腸に便が停滞して上手く排便できなくなるタイプの便秘です。

高齢者や寝たきりの人の他に、痔や恥ずかしさなどで排便を我慢する習慣がある人に多いです。

器質性便秘

大腸がんや癒着など器質的に原因があるタイプです。

 

骨盤矯正との関係は?

内臓は交感神経と副交感神経の2つの神経により動いています。

いわゆる自律神経の働きです。

骨盤に歪みが出てしまうと、それに伴って全身に歪みが出てしまいます。

自律神経は脊柱から出ているため、骨盤の歪みが原因で脊柱にまで歪みが出てしまうと、自律神経に影響を及ぼして内臓に不調が現れます。

自律神経に乱れが出始めると、便秘だけでなく頭痛やむくみなど様々な症状が現れます。

普段立っている時や、座っている時に猫背になったり足を組んだり、姿勢が悪くなっていませんか?

当院では症状に合わせて骨盤矯正を中心とした根本治療プログラムを提供しています。便秘でお困りの方は根本から改善していきましょう。

 

鍼灸治療でも便秘を改善できます!

当院では骨盤矯正の他に、便秘に対して鍼灸による治療も行っています。

脈やお腹の触診で状態を確認して、お身体全体を施術していきます。鍼やお灸が初めての方も、痛みや熱さを細かく聞きながら施術をするので安心してください。

鍼灸治療と骨盤矯正を組み合わせることでより高い効果が期待できますので、便秘でお困りの方は是非一度スポルト鍼灸整骨院 多磨店にご相談下さい。

 

 


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